CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-307「ディシューム J&K」(インド)

2017年10月29日 00時59分34秒 | インド映画
愛の薬のためなら修羅場も動じない
 アブダビでのクリケット世界大会決勝直前、インド・チームのキャプテンが行方不明に。
 カビールとジュナイドの凸凹刑事コンビに与えられた時間は36時間。(「作品資料」より)


 クリケットの世界大会、パキスタンとの決勝戦直前にインド・チームのスター選手が行方不明となる。

 インドからアブダビへと捜査にやって来たのは、型破りの俺様刑事、カビール。

 地元警察が協力を拒む中、独断で捜査をしようとするカビールが相棒に選んだのは、警察内で小間使いのようなことをさせられている刑事、ジュナイド。

 凸凹刑事コンビが、クリケットのスター選手を見つけ出すため捜査する様を笑いとアクションで綴ったアクション・コメディ。

 カビールがジュナイドを選んだのは、街の隅々を知っているからという理由だけで、あとは特に期待するところは無し。

 しかし、共に捜査の間に起こる修羅場を潜り抜けていくうちに友情が芽生え始める。

 バディものとしては王道的なスタイルであるが、これでもかというくらい激しいアクションを繰り広げ、更に随所に笑いも交ぜて、楽しめる一本になっている。

 そしてインド映画らしい歌と踊りのシーンもあり、オープニング、エンドロールと歌と踊りが楽しめ、途中の地下での歌と踊りのシーンは特に良かったな。

 決勝戦が始まるまでに選手を連れ戻さなければならないというタイム・リミットもあり、最後は選手共々カビールとジュナイドも命の危険に晒され、どうなるのかと緊張感高まる。

 しかし、スポーツ選手として大丈夫なのかと思うようなことをしたりして、窮地を脱したりする。

 ツッコミどころも多かったが、エンターテインメントとして振り切っている感じで、そんなに気にならなかったかな。

 犬探しの件からの展開も面白かった。

 
 そんなに深く考えることなくアクションや笑い、そして歌にダンスと楽しめる作品であったな。

/5

監督:ローヒト・ダワン
出演:ジョン・エイブラハム、ヴァルン・ダワン、ジャクリーン・フェルナンデス
    ナルギス・ファクリ、アクシャイ・クマール、パリニーティ・チョープラー、アクシャイ・カンナー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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