CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-089「ブラックパンサー」(アメリカ)

2018年04月15日 17時51分28秒 | アメリカ映画
国を守るため正義が行われなかった
 アフリカの秘境に隠れるように存在している超文明国ワカンダ。国王の突然の死を受け、息子のティ・チャラが急遽王位を継ぐことに。
 しかしワカンダの国王はある重要な使命を帯びていた。それは、世界を崩壊させるパワーを秘めた希少鉱石“ヴィブラニウム”というワカンダ最大の秘密を守ること。そのためには戦いの儀式に挑み、ヒーロー“ブラックパンサー”の称号も勝ち取らねばならなかった。
 こうして心の準備のないままに国王とヒーローという2つの重責を担うことになったティ・チャラ。戸惑いながらも持ち前の正義感で、自らに課された使命に応えるべく奮闘していく。
 そんな中、恐るべき野望を秘めた元アメリカの秘密工作員エリック・キルモンガーがワカンダの秘密を知り、武器商人のクロウと組んでヴィブラニウムを手に入れようと暗躍を始めるのだったが。(「allcinema」より)


 マーベル・スタジオの「アベンジャーズ」シリーズの最新作。

 「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」で登場した新ヒーロー、ブラックパンサーを主人公とした作品。

 イメージ的には少々地味めな感じのするヒーローという感じだったが、アメリカでは歴代興行収入第3位になるほどのヒット作になった模様。


 最新テクノロジーが発達し、世界を崩壊させるほどのパワーを秘めた鉱石、ヴィブラニウムを保持している国、ワカンダ。

 そんな超文明国であるワカンダであるが、それを世界から隠し、後進国だと思わせている。

 国王である父が事件に巻き込まれ、亡くなり、若くして国王となったティ・チャラ。
 ワカンダの王になるということは、ブラックパンサーとなり、国を守るため戦うこと。

 そんなティ・チャラの王としての、ブランクパンサーとしての葛藤を描いた作品。

 かつて父が取った行動によって、アメリカに取り残された少年が成長してワカンダに乗り込み、王となって国を乗っ取ろうとする展開。

 そんな中で、世界から秘密を隠して存続していく国と、そんな国の王となった自分の本当にしなければならないことをティ・チャラは模索していく。

 ヴィブラニウムから造ったというスーツを装着することによってブラックパンサーとなるティ・チャラ。

 それ以外でもテクノロジーを駆使した武器での戦いなど、アクション・シーンは見応えあったな。

 
 父が遺した功罪に悩み苦しみながら、国のため、更には世界のために立ち上がろうとするティ・チャラの姿を描きながら、ヒーローとしての活躍を描き、面白い作品だった。

 
 エンドロール中にいつものように映像があるが、意外と言えば意外な人物が登場。
 これがこの後どう繋がっていくのかな。

/5

監督:ライアン・クーグラー
出演:チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ
    ダナイ・グリラ、マーティン・フリーマン、ダニエル・カルーヤ、レティーシャ・ライト
    ウィンストン・デューク、アンジェラ・バセット、フォレスト・ウィテカー、アンディ・サーキス
於:新宿ピカデリー

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