CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-090「それ ~それがやって来たら・・・」(日本)

2018年04月17日 01時04分09秒 | 日本映画
あいつって誰?
 小林絢香と親友のすみれは、ボランティアで少年キャンプの引率者として山奥のキャンプ場にやってきた。
 キャンプの参加者は、都会育ちの小学生男女6名。子どもたちはキャンプを満喫していたが、小学5年生の上杉響だけみんなの輪に入ろうとしない。気になった絢香が声をかけると、響は詳しくは語らないが、何かを気にしている様子である。
 拓哉が2人に気づき、嫌がっているように見える響を強引に連れていく。絢香が響のことを気にしていると、どこからか口笛の音が聞こえてくる。
 そのころ、何者かの鋭い眼光が、物陰から様子を伺っていた。(「KINENOTE」より)


 タイトルは「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」から完全に拝借したもの。
 ピエロの姿の男が現れるのも同じだし、少年少女が襲われるのも同じだな。

 しかも、その少年少女がかなり凄惨な目に遭うというのは、思い切った展開。


 6人の小学生を引率して山奥でキャンプを行おうとする絢香とすみれ。

 最初は皆小学生かと思ったな。

 そんな絢香や小学生たちがキャンプを楽しんでいると、森の中で何かが潜んでいる様子を見せる。
 更に、森の中で一人の少女を見つける絢香たち。
 絢香はその少女を幼い時に見たような気がする。

 そんな中、一人の小学生が行方不明となり、皆で探しているうちに悲劇が起こる。


 一応ホラーだと思うが、それ程恐怖感はなかったな。
 どちらかと言えば、ミステリー色の方が強かったかな。

 何かが森にいると言われ、怯える何人かの小学生たち。

 それは彼らが同級生たちにしたことが原因。

 しかし、現れたピエロの本来の目的は違ったんだな。

 目的は判ったのだが、そのピエロが何者で、何故に現れたかは謎。

 それにしても強烈な小学生時代の体験なのに忘れるものなのか。
 そこは心の、脳の不思議かな。


 恐怖感の少ないホラーで、話の展開もこんなものかなという感じではあったが、もう少し深く描けば面白い話だったかもしれないな。

/5

監督:沖田光
出演:平松可奈子、椎名ひかり、牧純矢、浅野桃花、加藤直輝、金丸竜也
    加藤大翔、ナナエ、有澤ミッシェル、峯田百花、緒方貴心、稲葉優華
    渡瀬あおな、梶間広之、金原隆臣、奥居元雅、岩崎う大、いしだ壱成
於:渋谷ユーロスペース

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 18-089「ブラックパンサー」... | トップ | 18-091「パシフィック・リム... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事