CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-318「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」(アメリカ)

2019年12月16日 00時43分52秒 | アメリカ映画
押すんじゃなくて、引くんだよ
 小さな田舎町デリーで起きた連続児童失踪事件の恐怖が過ぎ去って27年。“ルーザーズ・クラブ”のメンバーでただ一人デリーに残り、事件の調査を続けていたマイクが、かつての仲間たちに連絡を取る。
 ついに、あのおぞましきピエロ“ペニーワイズ”が再び町に戻ってきたのだ。イギリスで脚本家として活躍するビルや、ファッション業界で成功を収めたベバリーたち大人になったルーザーズ・クラブの面々は、27年前の約束を果たすべくデリーへと戻ってくる。
 そして久々の再会を喜び合う一同だったが。(「allcinema」より)


 「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編。
 前作のラストで第1章と表示され、ちょっと驚かされたが、考えてみれば、27年ごとに悲劇が起こっており、大人になったルーザーズ・クラブの面々がまたことに挑むことになるのは自然の流れではあったかな。

 再びペニーワイズが現れたと思しき事件が発生し、ただ1人町に残っていたマイクがかつての仲間に連絡を取り、戻ってくるよう依頼する。

 脚本家となっていたビルやコメディアンとなっていたリッチー。

 ベバリーはファッション業界で成功を収めたかのように見えたが、結婚した相手が酷い男。
 父親から逃れたと思ったら、今度は結婚相手なんだな。

 こうして27年ぶりにルーザーズ・クラブの面々は集まるが、早々に1人脱落。

 そこからこの先どのような展開になるのか、そしてまた脱落者が出てしまうのか気になるところ。

 
 ペニーワイズの恐怖によって最初は逃げようと言う者もいたが、最終的には一致団結して戦いに挑むことにする。

 赤い風船の映像は心理的な恐怖を引き起こすものであったが、その後ペニーワイズが引き起こす恐怖は結構直截的なもの。

 突然現れたり、突然異形の姿のものが襲い掛かってきたり。

 ベンたち一人一人に対して起こすペニーワイズの恐怖、そして子供時代の記憶などがじっくり描かれるシーンが多く、なるほど3時間近い上映時間も納得する展開。

 そしてルーザーズ・クラブの面々の他にも因縁のある相手が登場する。


 マイクがペニーワイズを研究し、倒すことの出来る儀式を見つけ出し、いよいよ対決に挑もうとするルーザーズ・クラブの面々。

 前作でも思ったのだが、ラストの決着はそんなことで付くのかという結末であったな。

 
 ペニーワイズの現実とも幻想とも取れる恐怖が迫り来る展開は恐怖心を募らせる。

 そして27年経って、かつての仲間が集まり、力を合わせていくという展開も良かったな。

/5

監督:アンディ・ムスキエティ
出演:ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャスティン
   ビル・スカルスガルド、ビル・ヘイダー、イザイア・ムスタファ
   ジェイ・ライアン、ジェームズ・ランソン、アンディ・ビーン
於:新宿ピカデリー

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 19-317「ジュマンジ ネクス... | トップ | 19-319「幸福な囚人」(日本) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事