CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-080「シャドウ・イン・クラウド」(ニュージーランド・アメリカ)

2022年04月09日 11時03分02秒 | ニュージーランド映画
グレムリンは人を苛めて喜ぶ
 1943年。ニュージーランドからサモアへ最高機密を運ぶ密命を受けた連合国空軍の女性大尉モード・ギャレットは、B-17爆撃機フールズ・エランド号に乗って空へ飛び立つ。モードは男性乗組員たちから心無い言葉を浴びせられながらも、ひたむきに任務を遂行しようとする。
 やがて彼女は高度2500メートルの上空で、自機の右翼にまとわりつく謎の生物を目撃する。
 次から次へと想像を絶する試練に見舞われる中、大切な荷物を守りながら決死の戦いを繰り広げるモードだったが。(「作品資料」より)


 第二次大戦下の1943年。ニュージーランドからサモアへと向かう爆撃機に女性大尉のモード・ギャレットが乗り込む。

 乗組員たちは彼女の搭乗を知らなかったが、ギャレットは大佐からの極秘任務を授かっていると言う。

 渋々彼女を乗せ飛び立つ爆撃機。

 しかし、その機中で思わぬ出来事が生じる。

 序盤は、下部銃座に押し込められたギャレットの様子だけが映し出され、他の乗組員は無線を通しての声だけが聞こえてくる。

 そんな中で、彼女は思わぬものを目にし、更に襲撃される。

 パイロットたちの間で噂になっているグレムリンらしき怪物の姿。

 ギャレットは重要機密が入っているという箱を持ち込んでおり、もしかするとその中にグレムリンに関する秘密が入っているのではないかと思わされる。

 その箱が開けられた時、思わぬ中身が露わとなり、彼女が爆撃機に乗り込んだ本当の理由が明らかになる。

 怪物に加え、日本の戦闘機も3機、攻撃してくる中、ギャレットは荷物を護るために奮闘する。

 飛行中の爆撃機の外に出ながら、荷物を護るという展開や、怪物と戦いながら戦闘機とも戦うという空中戦。
 そして肉弾戦と、アクションも満載。

 荷物に関しては、思ってもみなかったものが入っており、それを護るために強さを発揮するギャレットの姿が勇ましい。

 ちょっと荒唐無稽なところもあるかなと思うが、面白いサスペンス・アクションであった。

/5

監督:ロザンヌ・リャン
出演:クロエ・グレース・モレッツ、ビューラ・コアレ、ニック・ロビンソン、テイラー・ジョン・スミス、カラン・マルベイ
於:池袋HUMAX CINEMAS

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