CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-102「ザ・ルーム」(アメリカ)

2020年03月28日 10時41分39秒 | アメリカ映画
チョコレートは愛の象徴だって
 サンフランシスコの銀行で働くジョニーは町の人気者で、同居するフィアンセのリサとの関係も順風満帆だった。
 だが、リサはジョニーとの関係に退屈し、刺激を求めてジョニーの親友マークを誘惑する。当初はジョニーを思って誘いを拒んでいたマークだったが、ついにリサと一線を越えてしまう。
 リサのわずかな態度の変化に気づいたジョニーは疑心暗鬼になり、昇進を逃すなど、人生の歯車が少しずつ狂い始める。(「KINENOTE」より)


 〝最高の最低映画〟という評判のある2003年製作の伝説のカルトムービー。

 サンフランシスコの銀行に勤めるジョニーは、フィアンセのリサと同居しており、間もなく結婚という幸せな日々を過ごしていた。

 しかし、リサはそんなジョニーに退屈さを感じ、刺激を求めてジョニーの親友、マークと浮気するようになる。

 そんなことは露知らず、仲間と愉快に過ごし、リサに愛の言葉を掛けていくジョニー。

 物語は、何も知らないジョニーの姿と、悪女とも呼べるリサの奔放な言動が描かれる。

 正直、そんな様子が長々と描かれ、これと言った山もなく進んでいく。

 基本的には、タイトルにあるように、ジョニーとリサが暮らす部屋の中でことが繰り広げられる。

 どういうわけか勝手に友人たちが入ってきていちゃついたりするというようなシーンがあったり、ジョニーが息子のように可愛がっている少年が、命が危険な目に遭ったりと、話の繋がりがよく判らないシーンが挿入されたりする。

 さすがにジョニーも何かが怪しいと感じ始め、物語はようやくクライマックスへ向かっていく。

 果たして、ジョニーはどのような決着をつけるのか、というところは気になるところであったが、最後まで何か惨めなものがあったな。

 リサもリサなら、マークもマークという感じ。

 突込みどころも多い作品で、称号もさもありなんという感じの作品であったな。
 ストーリー展開も長々とした感じで、観ている方も退屈を感じる部分がある作品だった。

 突っ込みどころ満載ということで、人気を博している作品らしく、コメディとも思われているらしい。
 確かに笑えてしまうシーンも多かったな。

/5

監督:トミー・ウィゾー
出演:トミー・ウィゾー、ジュリエット・ダニエル、グレッグ・セステロ
   フィリップ・ハルディマン、キャロリン・ミノット
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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