CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-092「バーニング・ダウン 爆発都市」(香港・中国)

2022年04月30日 08時45分52秒 | 香港映画
死地に身を置き新生する
 爆弾処理班で数々の事件を解決してきたフォンは、爆発に巻き込まれ左足を失ってしまう。義足とは思えないほど身体機能が回復しながらも、上層部はフォンの現場復帰を認めず、仕事一筋で生きて来たフォンは自暴自棄になり、警察を辞めてしまう。
 姿をくらませたフォンが発見されたのは、テロ組織「復生会」によるホテル爆破事件の現場だった。
 重体の状態で発見されたフォンは容疑者として病院で尋問を受けるが、爆発の影響により過去の記憶を失っていた。(「作品資料」より)


 冒頭、香港が核爆弾によって大爆破されるシーンから始まる。
 しかし、それは実際に起きたことではなく、クライマックスに起こるであろう大爆発である。

 そんな香港大爆破を目論むテロリストを阻止しようと奮闘する男の姿を描いたアクション。

 タイトル・ロールが出ると「2」という文字があるので、続編かと思わせたが、同じくアンディ・ラウ主演で爆弾処理を題材にした作品「SHOCK WAVE ショックウェイブ 爆弾処理班」の第2弾ということ。

 前作の日本公開時、既に続編の製作が決まっていたらしいが、それが本作。

 爆弾処理班のエースであったフォンは、事故によって左脚を失い、一線から身を引かされる。

 自棄になったフォンは警察を辞めるが、5年後爆破事件の現場で容疑者として発見される。

 しかし、その際の爆破に巻き込まれ、記憶を失ってしまう。

 テロリストと目されるフォンであるが、そんなフォンはかつての恋人で警官のパン・リンから〝任務は続けられる?〟と声をかけられる。

 やっぱり潜入捜査をしていたんだな、と思わされるが、思わぬ秘密が隠されていることがその後明かされる。

 記憶がハッキリと戻らない中、フォンは自分が何者であるのか手探りしながら、テロを阻止しようと奮闘する。

 果たして、フォンはテロリストなのか、それとも警官なのか。

 冒頭で描かれた大爆破を阻止することは出来るのか。

 フォンの立場がハッキリしない中での緊迫感ある展開。

 街中でも気にせず銃を乱射するテロリストたちとの銃撃戦や、爆破のシーンなども迫力あるものであった。

 前作から考えても、ラストはやはりそうなるのかという結末であったが、エンターテインメントとして楽しめる一本であった。

/5

監督:ハーマン・ヤウ
出演:アンディ・ラウ、ラウ・チンワン、ニー・ニー
於:シネマート新宿

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