CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-155「銃2020」(日本)

2020年09月20日 23時01分13秒 | 日本映画
おまえ、前歯C1だぞ
 ある日、ストーカーの富田に追われて逃げ込んだ雑居ビルのトイレで拳銃を拾った東子。自宅に持ち帰り確認すると、中には弾丸が4つ入っていた。
 自分を毛嫌いする精神を病んだ母に苦しめられていた彼女は、次第に銃に魅了されていく一方、その銃が引き寄せる謎めいた男たちが辿る危険な運命に巻き込まれていくのだったが。(「allcinema」より)


 村上虹郎主演の「銃」を新たな視点で描いた作品。

 今回、実弾入りの銃を拾うのは、アパートで一人暮らしをしている東子。
 演じる日南響子は前作では、トースト女と呼ばれる女性として出演していたが、同一人物という設定だったのかな。

 住んでいるアパートを見ていると、そうではないような感じであったな。

 東子は、定職もなく、家賃も滞納し、部屋はゴミで埋まっているという生活を送っている。
 しかも、母親は父親が家を出たことによって精神を病み、東子のことを毛嫌いしている様子。

 そんな彼女が銃を拾い、その銃に魅せられていく。

 しかし、そのことによって謎めいた男や刑事たちと関わるようになり、徐々に東子の日常は変化していく。

 こうなると東子は拳銃を撃つことになるのか、撃つとすれば、いったい誰を撃つのか気になるところ。

 東子は富田というストーカーに苦しめられており、この富田も標的候補かなという感じ。

 しかし、どことなく、この富田にはユーモラスなところがあって、笑わせられる部分もあり。
 富田以外にも、ユーモラスな部分がある作品だった。

 東子の気持ちがどこへ向かっていくのか判り辛かったが、先行き判らず、気になる展開でもあったな。

 前作で出演していた刑事役のリリー・フランキーもちょいと登場。

 村上虹郎も前作と同じ西川トオル役で登場していたらしいが、気付かなかったな。

 ストーリーとしては、やや弱めだったかなという印象であったが、東子の行く末が気になる話であったな。

 彼女は、何故に撃ったのか、そして何故に撃たなかったのか。

/5

監督:武正晴
出演:日南響子、加藤雅也、友近、吹越満、佐藤浩市、リリー・フランキー、村上虹郎
於:TOHOシネマズ日比谷

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