CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-335「怪物の木こり」(日本)

2023年12月15日 00時35分45秒 | 日本映画

犯人がサイコパスを殺しているとして、止める必要があるのか

 「怪物の木こり」という絵本に出てくる怪物の仮面を被った犯人が斧で相手の頭を割り、脳を奪い去るという連続猟奇殺人事件が発生。

 犯人は次のターゲットに弁護士の二宮彰を定めた。しかし二宮の本性は、犯人をも上回るほどの冷血非情なサイコパスだった。犯人はなぜ脳を奪い、なぜ二宮を標的にしたのか。

 事件の捜査が進められるなかで、警視庁の天才プロファイラー・戸城、二宮の婚約者の映美、二宮の協力者で自身もまたサイコパスの外科医・杉谷、そして過去の殺人事件の容疑者・剣持ら、さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合い、事態は次第に混迷していく。(「作品資料」より)

 

 〝怪物の木こり〟という絵本に出てくる怪物のマスクを被り、相手の頭を斧で割り、脳を奪うという猟奇連続殺人が発生する。

 そして次に狙われたのは弁護士の二宮。

 しかし、二宮は目的のためには手段も選ばないサイコパスであった。

 どうやら二宮を含め、被害者には共通点があるようで、捜査を進めるプロファイラーの戸城はそこに目を付け、二宮のことも調べ始める。

 物語は、連続殺人犯を追うと共に、二宮がその正体を暴かれ、追い詰められるかもしれないという展開。

 更に、犠牲者たちの共通点が、サイコパスとなった二宮の過去を明かすこととなる。

 殺人犯に狙われた時、命拾いしたものの頭部を負傷し、しかも二宮自身も知らなかったあることが明らかになる。

 サイコパスであった二宮の心境にも変化が生じ始める中、犯人が二宮に迫ってくる。

 果たして犯人は誰で、どのような目的があるのか。

 二宮は犯人を退けることが出来るのか。

 二宮のサイコパスぶりを見せるシーンが少なかったかな。

 若干、悪対悪という構図が弱かったかなという印象。

 先行きは気になる展開であった。

 ラストは何となく予測できる展開だったかな。

 最後のシーン、ここで終わらせたのは、意味があるかもしれないな。

/5

監督:三池崇史

出演:亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、柚希礼音、みのすけ、堀部圭亮、渋川清彦、染谷将太、中村獅童

於:TOHOシネマズ日比谷


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