CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-026「ゴールデンカムイ」(日本)

2024年01月29日 00時03分24秒 | 日本映画

生きている限り役目がある

 日露戦争での鬼神のごとき戦いぶりから「不死身の杉元」の異名を持つ杉元佐一。ある目的のため一獲千金を狙う彼は、北海道の山奥で砂金採りに明け暮れていた。

 そんなある日、杉元はアイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った「のっぺら坊」と呼ばれる男は、捕まる直前に金塊を隠し、その在処を暗号にした刺青を24人の囚人の身体に彫って彼らを脱獄させた。

 金塊を見つけ出すべく動き始めた杉元は、野生のヒグマに襲われたところをアイヌの少女アシリパに救われる。彼女は金塊を奪った男に父親を殺されており、その仇を討つため杉元と行動をともにすることに。

 一方、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉と、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組副長・土方歳三も、それぞれ金塊の行方を追っていた。(「作品資料」より)

 

 人気コミックを実写映画化したサバイバル・アクション。

 コミックは読んだことがないどころか、キャラクターさえ見たことがない。

 世界観は本作だけのものとなる。

 日露戦争が終わった明治時代末期の北海道を舞台に、アイヌの隠された莫大な金塊を見つけだそうとする者たちの争いを描く。

 日露戦争の戦いぶりから〝不死身の杉元〟と呼ばれるようになった杉元は、ヒグマに襲われたところを助けてくれたアイヌの少女、アシリパと共に金塊を探すことに。

 しかし、その金塊を探しているのは杉元たちだけでなく、第七師団の鶴見中尉、そして脱獄囚でもある土方歳三たちも狙っていた。

 北海道の雄大な自然で繰り広げられる金塊バトル。

 個性あるキャラも登場して興味惹かれる展開である。

 アイヌの金塊を奪い隠した男は、24人の囚人たちの体に刺青でありかを記し、脱獄させる。

 実際脱獄囚は、24人もいるのだが、そんなに登場しない。

 途中で、また本作の行く末が見えたかなという感じである。

 終盤に、次に出てくるであろうキャラたちの顔見せがあり、更なる争いの予感を感じさせる。

 所謂トレジャーハンターの話であり、そこに群がる有象無象を描き、先行き楽しみな話ではあった。

 何作作る予定なのかな。

/5

監督:久保茂昭

出演:山﨑賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、栁俊太郎、泉澤祐希、矢本悠馬、大谷亮平、勝矢、高畑充希、木場勝己、大方斐紗子、秋辺デボ、マキタスポーツ、玉木宏、舘ひろし

於:TOHOシネマズ池袋


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 24-025「みなに幸あれ」(日本) | トップ | 24-027「サン・セバスチャン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事