CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-178「アローン」(フランス)

2018年08月19日 21時53分37秒 | フランス映画
煉獄を渡れ、霧の向こうへ
 5人の子供たちが目覚めると、彼ら以外の人間が世界中からことごとく消えており、5人は生き残りを図るが。(「KINENOTE」より)


 目が覚めると、家には誰もおらず、更に街へ出ても人影は一切見えない。

 レイラはたった一人で街を駆け回り、やがて4人の若者たちと巡り合う。

 果たして世界に何が起こったのか。

 レイラたち5人以外誰もいない世界で、生き延びるために奮闘する彼らの姿を描いたSFアクション。

 レイラたちが置かれた状況はいったいどういうことなのか。

 別の次元の世界へ迷い込んでしまったのか、色々推測しながらの鑑賞。
 
 そんな彼女らを監視しているようなドローンが登場し、もしかしたら何かの実験の対象になってしまったのか、とも思わされる。

 彼らに襲い来る者まで現れる中、街は四方を謎の噴煙に取り囲まれ、それは徐々にレイラたちに迫ってくる。


 レイラたちを襲う者たちの正体が明らかになった時、レイラたちの置かれた状況のオチも判るという展開。

 そのオチは、やはりそういうことだったのか、と思うだけかな。

 しかし、そこで物語は終わらずに更に進んでいく。
 それは、ある意味で生き残るため、そしてその先に踏み出すため。

 しかし、レイラたちが行き着いた場所はどこなんだろうな。

 特殊な設定ではあるが、ある種、YA小説のような話だなという印象が最後に残った作品だったな。

/5 

監督:ダヴィド・モロー
出演:ステファヌ・バグ、トマ・ドレ、ソフィア・ルサフール
於:新宿シネマカリテ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 18-177「ハン・ソロ A S... | トップ | 18-179「トーナメント」(ア... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

フランス映画」カテゴリの最新記事