CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-159「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(日本)

2022年07月27日 23時53分56秒 | 日本映画
そんな顔をしても無理
 瀬戸内海の離島で、日本有数の資産家が莫大な遺産を遺して変死した。資産家は死の直前に、娘の誘拐未遂事件の犯人捜索を若宮に依頼していた。
 真相を探るべく島へやって来た獅子雄と若宮の前に現れたのは、異様なたたずまいの洋館と、そこに住まう華麗な一族の面々と怪しい関係者たち。
 島に古くから伝わる不気味な魔犬の呪いが囁かれる中、島内で新たな事件が連鎖的に発生し。(「作品資料」より)


 こちらも人気ドラマの劇場版。

 ドラマは未見であるが、アーサー・コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案としたミステリー・シリーズであり、本作も原作はシャーロック・ホームズ・シリーズの一本ということであり、興味惹かれる作品。

 事件を調査するのは、犯罪捜査専門のコンサルタントである誉獅子雄とアシスタントの若宮潤一。

 一応、ホームズとワトソンということなのかな。

 二人が、今回瀬戸内海の離島に赴き、資産家の死亡事件を調査する。

 そこで、第二の事件が起こり、ことは混沌としてくるが、やがて過去の女児失踪事件へと繋がっていく。

 離島の資産家一家に起こる事件、そして島に伝わる黒犬の伝説。
 被害者が見たと思われる魔犬の正体。

 色々、謎となりそうなことと怪しいかもしれない人物が登場する。

 意外と事件は早々に獅子雄の推理で決着が着きそうな展開となるが、最後に思わぬ真実が明らかになる。

 もう少し、ドロドロとした話になるかと思ったが、結構サラっとした感じであったな。

 ラストも、いかにも原作当時にありがちな展開だなという印象。

 原作ありきの話なので何とも言えないが、若干ことの顛末としては物足りなさを感じるところもあったな。

 ストーリーや謎としては興味深いものがあり、事件の真実としても面白い作品であった。

 現代に置き換えるというところで、上手くいっていなかったのかなという印象であった。

/5

監督:西谷弘
出演:ディーン・フジオカ、岩田剛典、新木優子、広末涼子、村上虹郎、渋川清彦、西村まさ彦、山田真歩、佐々木蔵之介、小泉孝太郎、稲森いずみ、椎名桔平
於:TOHOシネマズ渋谷

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