CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-027「ガンズ・アンド・キラーズ」(アメリカ)

2023年02月08日 00時45分52秒 | アメリカ映画
あなたたちは悪魔を目覚めさせた
 かつて凄腕のガンマンとして名を馳せたブリッグスは、現在は家族と雑貨店を営みながら平穏に暮らしていた。
 ところがある日、妻が無法者たちに殺されてしまう。
 復讐を果たすべく再び銃を手にしたブリッグスは、12歳の娘とともに凶悪武装集団に立ち向かう。(「作品資料」より)


 無法者たちに妻を殺された男が、12歳の娘と共に復讐に立ち上がる西部劇アクション。

 主人公、コルトン・ブリッグスを演じたのか、〝カリコレ〟上映作品「PIG ピッグ」等のニコラス・ケイジ。

 凄腕のガンマンで何人もの相手を殺してきたブリッグス。

 今は、妻のルースと娘のブルックと共に穏やかに暮らしていたが、無法者たちが家のやって来て、ルースを殺害する。

 かつてブリッグスが殺した男の息子が復讐のためにやったことが明らかになり、ブリッグスはブルックと共に犯人たちを追い、復讐を果たそうとする。

 パターンとしては、よくあるような話ではある。

 面白いのは、ブルックが、母親が亡くなったのに涙を流さないこと。

 そして感情があまり表せないということで、父親がかつて人を殺したこと、これから殺そうとすることにも驚きや恐怖を感じていない様子。

 自らも母親の仇を討とうと考えている様子でもある。

 果たして、ブリッグスとブルックは復讐を果たすのか。
 その行き着く先とは。

 ブリッグスの凄腕具合は、冒頭のシーンから描かれる。

 更に、ブリッグスも感情をあまり表さない、悲しみさえ判らなかったという男。

 そんな父親と娘が道中、話をしながら、ある町で犯人たちに辿り着く。

 ストーリーとしては王道的ながらも話の展開が気になり、また娘のブルックも少し人と違う様子で興味深かった。

 このブルックがキーとなる作品だったな。

/5

監督:ブレット・ドノフー
出演:ニコラス・ケイジ、クリント・ハワード、ライアン・キーラ・アームストロング、ノア・ル・グロス
   ケリー・クヌーペ、ニック・サーシー、シャイロー・フェルナンデス、エイブラハム・ベンルービ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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