CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-220「心魔師」(日本・中国)

2018年11月10日 11時04分19秒 | 日本映画
いくら待っても、バスは来ない
 富士山麓の町で猟奇殺人事件が発生し、捜査線上に町のとある療養所が浮かび上がってくる。そこには精神科医の谷と看護師、そして6人の入院患者がいた。
 不眠症の刑事・今村はここに潜入を図り、ほどなく患者の少女・夕子に出会うのだったが。(「allcinema」より)


 殺人事件の捜査のため、山間にある精神科病院を調べる刑事の今村が思わぬ真実を目にするサイコ・サスペンス。

 わずかな傷で失血死したと思われる変死体が発見され、今村たちは捜査を開始。
 被害者が、ある精神科に通っていたことを知り、その診療所に侵入する今村は、そこに入所している有子という少女と出会う。

 やがて、今村は診療所を捜査、夕子と話をしていく中で、思わぬものを目にしてしまう。

 殺人事件の捜査自体は、遅々とした感じであまり進まないが、今村が診療所に侵入するたび、徐々に診療所と患者の秘密が明らかになっていくという展開。

 今村自身も不眠症を抱え、不祥事で謹慎中の身であったため、彼自身にも何か秘密があるような雰囲気。

 診療所の秘密、そして殺人犯の正体は途中で明らかになるが、果たしてその後、今村そして夕子の運命がどうなるのかが気になる。

 今村の様子で、診療所の患者の秘密は何となく途中で想像できたが、ラストの展開は、なるほどと納得させられるかな。

 タイトルからして、ホラーかと思わされるが、怖さよりも多少の不気味さとファンタジックさを感じさせる作品だった。

/5

監督:今野恭成
出演:生津徹、真崎かれん、阿部翔平、陳懿冰、伊東由美子、小橋めぐみ
   河屋秀俊、今里真、熊谷宣之、花井力、柳憂怜、竹中直人
於:新宿シネマカリテ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 18-219「デス・ウィッシュ」... | トップ | 18-221「殺る女」(日本・ア... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事