CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-118「白頭山大噴火」(韓国)

2021年12月12日 22時07分40秒 | 韓国映画
頭の後ろに目がついてない理由を知ってるか?
 北朝鮮と中国の国境付近に位置する火山・白頭山で、観測史上最大の噴火が発生した。大地震によりソウルでもビルが崩壊し、漢江は荒れ陸橋が崩壊。パニックに陥る中、政府は白頭山の地質分野の権威であるカン教授に協力を要請する。
 カン教授は朝鮮半島を崩壊させるほどのさらなる大噴火が75時間後に起こると予測し、韓国軍爆発物処理班のチョ・インチャン大尉率いる部隊が、北朝鮮へ潜入し火山の沈静化を図る極秘作戦に乗り出す。
 インチャンは作戦成功の鍵を握る北朝鮮人民武力部の工作員リ・ジュンピョンを探し出すべく奔走するが。(「作品資料」より)


 火山噴火による地震によって朝鮮半島が壊滅の危機に陥る。

 更なる噴火による被害を防ぐための計画が、マグマ溜まりを核爆発によって和らげるというもの。

 そんなわけで、韓国特殊部隊の爆発物処理班のインチャンたちは、北朝鮮に潜入し、しかも核弾頭を奪うという任務を負う。

 単なるディザスター・ムービーには終わらず、激しいミリタリー・アクションにもなっている。

 白頭山(ペクトゥサン)というのは、北朝鮮と中国の国境付近にあるらしいので、終始北朝鮮国内で違法活動をしていることになる。

 核の在処を知る、北朝鮮の工作員、リ・ジュンピョンの身柄を確保し、その案内役とするのだが、このジュンピョンにも思惑がある。

 ただ、苦難の道のりを共にすることによって、インチャンとジュンピョンの間に何かしらの絆が生まれるという展開は、王道的であったかな。

 冒頭の噴火による地震で街のビルが崩壊していく様や、途中での橋などの崩落シーンなど、緊張感漂うシーンが描き出される。

 そんな中、インチャンとジュンピョンとのやり取りには、結構笑わせてくれるものも見せてくれる。

 二人の心が通じるのは、それぞれが子供に関して、ある想いを抱いているというところもある。

 最後の噴火が迫る中、インチャンは朝鮮半島の壊滅を回避することが出来るのか。

 色々てんこ盛りの話で、惹き込まれる作品であった。

 ラストは、何となくそうなるのではないかなという展開であったな。

/5

監督:イ・ヘジュン
出演:イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク、チョン・ヘジン、ペ・スジ
於:TOHOシネマズ新宿

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