CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-189「ランサム」(日本)

2023年08月02日 00時06分15秒 | 日本映画
あなたはやるべき事をしただけね
 韓国人ひとりを含む謎の5人組が、19歳の女子大生を誘拐した。彼女は日本の裏社会を牛耳る大物・金山省吾の娘の由美だった。
 犯人たちは金山に1億円の身代金を要求し、このことから名もなき犯罪者たちによる、1億円の身代金強奪バトルが勃発する。(「作品資料」より)


 5人の男たちが、一人の女子大生を誘拐する。

 それは、日本の裏社会を牛耳る大物、金山の娘。

 非道な行為をする金山に虐げられたことのある者たちが誘拐を計画し、金を巻き上げようと考える。

 金山との交渉、身代金の受け取りが進んでいく中、誘拐犯たちが過去に金山によって舐めた辛酸が描かれる。

 しかし、この誘拐の裏には、様々な思惑が絡んでおり、身代金の受け渡しの後、思わね展開となっていく。

 誘拐犯の中には、韓国人であるイ・ソジュンも加わっているが、誘拐した金山由美に対する他の誘拐犯たちの扱いに懸念を持つ。

 やはりソジュンが由美を護るような展開になるのかなという気がしてくる。

 身代金一億以上の金を奪おうと画策する者、また金山の身内にも誘拐犯と通ずる者がいる模様。

 更に思わぬ人物が、思わぬ使命を帯びている。
 
 復讐と裏切りが絡み合ったバイオレンス・アクションで面白い一本であった。

 ソジュンを演じたのは、人気グループ、元超新星のユン・ソンモ。

 外国人が話す日本語という感じの台詞ではあったが、聞き取りにくいという感じではなかったな。
 
 クライマックスの最後の決着は、監督が「SCORE スコア」の室賀厚ということで、らしい決着だったかなという印象であった。

/5

監督:室賀厚
出演:ユン・ソンモ、吉田玲、中村優一、寺中寿之、長濱慎、紺野千春、小林祐久、行永浩信、格清俊光、鶴西大空、坂巻有紗、中原翔子、川下大洋、永倉大輔、小沢仁志
於:池袋シネマ・ロサ

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