CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-188「K.G.F CHAPTER1」(インド)

2023年08月01日 00時06分16秒 | インド映画
人間があんなに飛ぶ?
 1951年、スーリヤワルダンはコーラーラ近郊に金鉱(Kolar Gold Fields=KGF)を発見し、採金ビジネスに乗り出す。スーリヤワルダンの一族が莫大な富を得る一方で、金鉱で働く人々は外部から遮断された環境で奴隷のような扱いを受けていた。
 同じ年に、スラム街で1人の少年が生まれる。その少年ロッキーは10歳で母を亡くして天涯孤独となり、生きるために裏社会で働き始める。
 やがて最強のマフィアとして恐れられるようになったロッキーは、ボスからKGFの実質的支配者であるスーリヤワルダンの息子を暗殺するよう命じられるが。(「作品資料」より)


 スラム街で生まれた少年が、10歳の時に唯一の肉親である母親に死なれ、その後、マフィアの下で働くようになる。

 ロッキーと名乗る少年は、成長するにつれ、のし上がっていく。

 ボスたちからも恐れられ始めたロッキーは、金鉱を牛耳るボスの息子を殺すよう命令を受け、金鉱に入り込んでいく。

 K.G.Fというのは金鉱のことらしい。

 ロッキーは超人的に強く、何人もの敵を一人で倒していく。

 人間があんなに飛ぶ? と言わせるくらい、一殴りで次々と敵をふっ飛ばしていく。

 まあ、インド映画らしいアクションであるが、これくらい大袈裟な映像の方が楽しめるかな。

 金の支配を巡っての覇権争いのようだったが、敵味方がよく判らなかったな。

 ロッキーは暗殺命令のため金鉱に潜入するが、そこは強制的に連れてこられた者たちが奴隷として労働させられ、命も軽んじられている場所。

 監視人たちの横暴な振る舞いの中、任務のために静かにしていたロッキーであるが、ついにキレてしまう。

 救世主、ヒーローを求める奴隷たち。

 果たしてロッキーは救世主となるのか、そして暗殺の任務は果たせるのか。

 途中、歌と踊りのシーンもふんだんにあるが、ロッキーは歌っていなかったような。

 激しいアクションとあり得ない程の展開で、エンターテイメントとして面白い一本であった。

 一応、一つの決着は見られるが、続編もあるので、まだまだロッキーの戦いは続いていくようである。

/5

監督:プラシャーント・ニール
出演:ヤシュ、シュリーニディ・シェッティ、ラヴィーナー・タンダン、アナント・ナーク
於:新宿バルト9

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