CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-331「ロキシー」(アメリカ)

2017年11月19日 19時36分42秒 | アメリカ映画
自分の本質や血には抗えない
 ある日、女がギャングから必死に逃げている現場に遭遇したヴィンセントは、彼女を助け出すと、一緒に車で逃走する。
 ロキシーと名乗る彼女は、金を持ち逃げした兄のせいでギャングに追われていた。そんな彼女を故郷の田舎町に匿ってあげるヴィンセント。
 ほどなく恋に落ちる2人だったが。(「allcinema」より)


 ギャングに追われていた女性、ロキシーを偶然救ったヴィンセント。

 ヴィンセントは兄の住む生まれ故郷の家に戻る途中で、行き場のなさそうなロキシーを誘う。

 一度はそれを断るロキシーであったが、その後彼女はヴィンセントの元へとやって来て、匿われることになる。

 程なく恋に落ちていく二人であったが、ギャングの魔手が近くまで迫っていた。

 
 中盤までは、ヴィンセントと兄、JCとの間にあった確執と和解や、ヴィンセントとロキシーの徐々に変わりゆく気持ちと関係を描いており、ロマンスと家族愛要素の強い展開。

 ロキシーは、ギャングの金を持ち逃げしたとして兄を殺され、自分も金のありかを知っていると思われ、追われている状況。

 しかし、兄が殺されたことに、ヴィンセントも関わっていることが判明する。

 ヴィンセントに対し、恋心を抱いたロキシーは、一転彼に対して疑惑の念を抱く。

 終盤、ギャングがヴィンセントたちが住む町までやって来たところから、ようやくバイオレンス要素が強くなる。


 傷ついた心を持ち合わせた男女が惹かれ合っていく様子と、やがて起こる衝撃を描いた作品ではあったが、ちょっとストーリーの起伏が弱かったかな。


 謳い文句ではロキシーを演じたゾーイ・クラヴィッツを推していたが、「ダイバージェント」シリーズに出ていたことぐらいしか知らなかった。

 レニー・クラヴィッツの娘で、この先大作の出演が決まっている期待の次世代女優ということらしい。

 そんな彼女が、血まみれになりながら復讐を果たそうとするクライマックスは緊迫感があったな。

/5

監督:ゲイリー・マイケル・シュルツ
出演:ゾーイ・クラヴィッツ、エミール・ハーシュ、ゾーイ・ドゥイッチ
    エモリー・コーエン、ボー・ナップ、ジェイソン・ミッチェル、スコット・メスカディ
於:新宿シネマカリテ

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