CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-359「フラットライナーズ」(アメリカ)

2017年12月30日 23時29分52秒 | アメリカ映画
死ぬにはいい日だ
 医学生のコートニーは、仲間と共に禁断の実験に手を染める。それは意図的に自分の心臓を止めて1分後に蘇生させることで、制御下で臨死状態を体験しようというもの。
 すると、死後の世界を垣間見た彼女は、突然ピアノが弾けるようになるなど劇的な能力の向上を実感することに。
 他の仲間たちも次々と臨時実験に挑み、次第にその臨死時間を伸ばしていく一同だったが。(「allcinema」より)


 臨死実験を行った医学生たちの身に起こる恐怖を描いたSFサスペンス・ホラー。

 1990年に製作された作品のリメイクであるが、オリジナルは未見。

 ジュリア・ロバーツやケヴィン・ベーコンなどが出演しており、キーファー・サザーランドも出演。

 そのキーファー・サザーランドが本作でも出演しており、医学生を指導する教授を演じている。
 どうせならかつて同じ実験を行った者として関わるような話も面白かったかなと思ったが、そもそもオリジナルを観ていなかったからな。


 自らの心臓を止め、臨死状態となった後、蘇生することで、その間の脳の働きを調べようとするコートニーたち。

 しかし、臨死を体験したコートニーは、抜群の能力を発揮するようになり、それを見た仲間たちも次々と実験に臨むようになる。

 それぞれが能力を発揮すると共に、思いもかけぬ恐怖に直面することになる。


 コートニーたちが直面する恐怖というのが、どのような理由で臨死体験に繋がっているのかが判りにくかったな。

 コートニーは自分のミスで事故を起こし、それで亡くしてしまった妹のことで苦しむことになり、マーローも自分の治療ミスで死なせてしまった患者のことで苦しむ。

 しかし、ジェイミーやソフィアに関しては、必ずしも死んだ人間とは限らなかったからな。

 死に近づきすぎて、死後の世界から怒りを買ったという感じでもなかったな。

 その恐怖も幻覚のようなもので、突然の登場などで驚かせるというもの。

 コートニーたちは、この事態を何とか収拾しようと奮闘するが、驚きだったのは、まさかの人物の退場だったな。

 禁断の臨死実験という題材は面白かったが、そこからの恐怖の展開が、やや物足りない感じのする作品だった。

/5

監督:ニールス・アルデン・オヴレヴ
出演:エレン・ペイジ、ディエゴ・ルナ、ニーナ・ドブレフ
    キーファー・サザーランド、ジェームズ・ノートン、カーシー・クレモンズ
於:TOHOシネマズ新宿

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