CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-301「宮本から君へ」(日本)

2019年12月05日 01時16分01秒 | 日本映画
そんな顔で働ける会社はない
 文具メーカーで働く宮本浩は、営業マンなのに営業スマイルもお世辞も苦手。それなのに正義感は人一倍強く、愚直で不器用すぎる男。何かと失敗を重ねながらも、先輩や上司に支えられ、少しずつ営業マンとして成長していく宮本。
 そんなある日、飲み会の席で会社の先輩・神保の仕事仲間の女性・中野靖子と出会い、心惹かれる。
 やがて靖子の家に押しかけてきた遊び人の元恋人・風間裕二の前で“この女は俺が守る”と宣言し、ついに靖子と相思相愛の仲となる宮本だったが。(「allcinema」より)


 コミックスを実写映画化した作品。
 タイトルは知っていたが、読んだことはなかったな。

 更に本作の前にTVドラマも放映されていたよう。

 ドラマからの続きだろうと思うが、話としては独立していたな。

 営業マンの宮本浩は、年上の女性、中野靖子と結婚を決意し、靖子のお腹には子供もできる。

 そんな2人が、それぞれの家族へ結婚の挨拶をする様子を描きながら、二人が付き合い始め、結婚を決意するまでの顛末が描かれる。


 愚直で熱い男、宮本。
 最初は、付き合っていた男から逃れるために彼を誘った靖子であったが、2人でいるところへ元恋人の風間裕二がやって来て、一騒動あり、それがきっかけとなって相思相愛となる。

 しかし、そんな2人に大きな試練が訪れる。

 その試練は結構衝撃的なものだったな。

 かなり不器用で、熱い気持ちをぶつけていく宮本。

 そして、その試練を乗り越えるため、無謀な行動へと出る。

 この熱さを受け止められるかは微妙な感じではあったな。

 ただ応援したくなる感じではある。

 クライマックスは、試練を乗り越えるため、元ラガーマンで、巨漢の男に立ち向かっていく展開。

 このクライマックスを含めて、痛々しいシーンが多い内容だったな。

 宮本と靖子は感情をぶつけ合うことも多く、その様子が受け入れられるかで評価も変わりそうな話であった。


 すっかり時間が経ってしまっていたので、忘れかけていたが、本作にはピエール瀧がきっちりと出演しており、そのまま上映されていたんだな。

/5

監督:真利子哲也
出演:池松壮亮、蒼井優、井浦新、一ノ瀬ワタル、柄本時生
   星田英利、古舘寛治、佐藤二朗、ピエール瀧、松山ケンイチ
於:渋谷ユーロスペース

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