二番目にキレイだとおもったのが空
周囲の空気ばかり読んでしまう優等生の茜と、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪のクラスメイト・青磁。
茜は何もかもが自分とは正反対の青磁のことを苦手に思っていたが、青磁が描く絵と、そのまっすぐな性格にひかれ、2人は少しずつ距離を縮めていく。
やがて、そんな2人の過去が重なりあい、これまで誰にも言えなかった思いがあふれ出す。(「作品資料」より)
冒頭、青磁が茜に対して〝お前が嫌いだ〟というシーンで始まり、それは茜が見ていた夢であったが、果たして現実にあったことなのか、否か。
茜は、学校でも家でも周囲の空気ばかり読んでしまう優等生。
しかも家の外にいる時は常にマスクをしている。
どうやらマスクを取ると、自分を晒しているようで息苦しくなってしまう。
対照的に青磁は自由奔放で学校の人気者であり、何故か茜に対し、突っかかってくる。
それでも二人は一緒にいる時間が増えていき、お互い惹かれ合っていくように見える。
恋愛ストーリーのようであるが、そうでもないような話。
恋する切なさに思い悩むようなシーンもなく、いつの間にやら青磁と茜は付き合っているような関係になる。
そうすると、家の外ではマスクを外せず、本音を話せない茜が、青磁の励ましによって、一歩踏み出せるのかが気になるところではあるが、青磁の前以外では、マスクは外さなかったな。
おそらくその後は外せたのだろうなとは思うが。
二人で話している時に、青磁がふと口にした言葉で、青磁が病気なのではないかと思わされる。
そして、二人は高校以前にも会っているのではないかなとも思わされる台詞もある。
クライマックスに全てが明かされ、未来に希望を灯すような展開にはなるが、どこへ気持ちを持っていったらいいか、今ひとつ判らない話であったな。
ロマンスではあるが、ちょっと捉えどころの難しい作品だった。
/5
監督:酒井麻衣
出演:白岩瑠姫、久間田琳加、箭内夢菜、吉田ウーロン太、今井隆文、上杉柊平、鶴田真由
於:TOHOシネマズ池袋
周囲の空気ばかり読んでしまう優等生の茜と、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪のクラスメイト・青磁。
茜は何もかもが自分とは正反対の青磁のことを苦手に思っていたが、青磁が描く絵と、そのまっすぐな性格にひかれ、2人は少しずつ距離を縮めていく。
やがて、そんな2人の過去が重なりあい、これまで誰にも言えなかった思いがあふれ出す。(「作品資料」より)
冒頭、青磁が茜に対して〝お前が嫌いだ〟というシーンで始まり、それは茜が見ていた夢であったが、果たして現実にあったことなのか、否か。
茜は、学校でも家でも周囲の空気ばかり読んでしまう優等生。
しかも家の外にいる時は常にマスクをしている。
どうやらマスクを取ると、自分を晒しているようで息苦しくなってしまう。
対照的に青磁は自由奔放で学校の人気者であり、何故か茜に対し、突っかかってくる。
それでも二人は一緒にいる時間が増えていき、お互い惹かれ合っていくように見える。
恋愛ストーリーのようであるが、そうでもないような話。
恋する切なさに思い悩むようなシーンもなく、いつの間にやら青磁と茜は付き合っているような関係になる。
そうすると、家の外ではマスクを外せず、本音を話せない茜が、青磁の励ましによって、一歩踏み出せるのかが気になるところではあるが、青磁の前以外では、マスクは外さなかったな。
おそらくその後は外せたのだろうなとは思うが。
二人で話している時に、青磁がふと口にした言葉で、青磁が病気なのではないかと思わされる。
そして、二人は高校以前にも会っているのではないかなとも思わされる台詞もある。
クライマックスに全てが明かされ、未来に希望を灯すような展開にはなるが、どこへ気持ちを持っていったらいいか、今ひとつ判らない話であったな。
ロマンスではあるが、ちょっと捉えどころの難しい作品だった。
/5
監督:酒井麻衣
出演:白岩瑠姫、久間田琳加、箭内夢菜、吉田ウーロン太、今井隆文、上杉柊平、鶴田真由
於:TOHOシネマズ池袋
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