CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-321「フェブラリィ 悪霊館」(カナダ・アメリカ)

2017年11月09日 23時12分24秒 | カナダ映画
偶然の中に、神を見つける
 全寮制の学校で学ぶキャサリンとローズは、冬休みに入ろうとしているにも関わらずなぜか両親が迎えに来ず、学校に取り残される。やがて不可思議な出来事に見舞われる二人。
 一方ある目的を果たそうと学校に向かう女性ジョアン。やがて彼女たちにまつわる謎が明らかになっていく。(「KINENOTE」より)


 邦題にあるようにホラーではあるのだが、それらしい展開となるのはクライマックスの方だけ。

 そこまでは、ちょっと異様な雰囲気になりかけて、何も起きないというのが繰り返される。

 
 全寮制の学校で、冬休みに入る日、二人の少女の親だけが迎えに現れない。
 ローズはある意図があって両親に1日ずらして伝えていたようだが、キャサリンの両親が現れない理由は判らない。

 そのため、ローズとキャサリンはシスターと共に寮に残って両親が迎えに来ることを待つことにする。

 ほとんど人のいない学校や寮の中で、何かが起こりそうで起こらず、そんな中でキャサリンとローズの様子が映し出されるだけ。

 一方、もう一人、ジョアンという少女が病院を抜け出した様子で、一人でいるところを一組の夫婦に誘われ、車に乗せてもらって目的地に向かう。

 その目的地はどうやらキャサリンたちが過ごす学校のよう。
 更に、その夫婦が衝撃的な真実を語ったりする。

 果たして、この3人の少女はどう繋がっているのか、3人の運命はどうなるのかが気にはなる展開ではあった。


 ホラーというよりはファンタジーっぽい作品だったかな。

 タイトルどおり2月の終わりで、雪が降り積もった風景が作品の雰囲気には合っていたかな。

 ただ、話の展開はゆったりしたものであったし、幾つか提示された謎もハッキリさせずに終わった印象。

 結局3人の少女の繋がりもよく判らないままだったな。

 終盤になって惨劇が繰り広げられたりするが、そこまではおとなしめの展開。

 正直理解に及ばなかったし、退屈な感じも受けてしまう作品だったかな。

/5

監督:オズ・パーキンス
出演:エマ・ロバーツ、キーナン・シプカ、ローレン・ホリー、ルーシー・ポーイントン、ジェームズ・レマー
於:シネマート新宿

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