CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-145「思い、思われ、ふり、ふられ」(日本)

2020年09月01日 01時05分43秒 | 日本映画
ここではないどこかはきっとある
 明るく社交的な朱里と内向的で恋に消極的な由奈は同じマンションに住み同じ高校に通う親友同士。由奈は朱里の義理の弟・理央に秘かな想いを抱いていた。
 一方、理央は、かつて朱里に告白しようとした矢先に親同士が再婚したため、以来朱里への恋心を隠し続けていた。
 当の朱里は、由奈の幼なじみで天然なところのある和臣の率直で飾らない言動に知らず知らず惹かれていくのだったが。(「allcinema」より)


 「ストロボ・エッジ」等の原作者である咲坂伊緒のコミックを実写映画化した青春ラブストーリー。

 本当はアニメ版が先に公開され、実写版は後からの予定だったが、新型コロナの影響で多くの作品が上映延期になった影響で、先に実写版が公開されることになった模様。

 ストーリーとしては、朱里に告白しようと思っていた理央が、親同士の再婚によって義姉弟となってしまい、苦悩する姿が描かれる。

 そして、そんな理央に恋をしたのが、朱里の親友である由奈。
 その由奈は、理央の朱里への気持ちを知り、やはり苦悩する。

 朱里は由奈の幼なじみである和臣に恋心を抱く。

 全員が片想いをする物語ということで、こうなると和臣は幼なじみの由奈に恋をする四角関係の展開になるのかなと思ったが。

 それぞれが苦しい片想いを経験することに加え、家庭環境の問題もあり、それを乗り越え、人間としても成長していくという物語。

 理央の義姉である朱里への恋心がどうなるのかということが気になる展開で、更に由奈の理央への気持ちが絡んでくるという切ない展開で始まるのだが、途中から違う展開になっていく。

 特殊な家庭環境も絡んだ話で、恋模様だけでなく将来や家族の不安を抱える様など、青春時代の苦悩を描き、惹き込まれる展開だった。

 朱里を演じた「屍人荘の殺人」の浜辺美波は相変わらずの可愛さであったが、由奈を演じた福本莉子も可愛かったな。
 彼女も「屍人荘の殺人」に出ていたんだな。

/5

監督:三木孝浩
出演:浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、上村海成、三船海斗、古川雄輝、戸田菜穂
於:新宿ピカデリー

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