CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-170「劇場版パタリロ!」(日本)

2019年07月15日 10時50分18秒 | 日本映画
誰が殺した、クックロビン
 ロンドン、ヒースロー空港に、ダイヤモンドの一大産出国マリネラ王国の王室専用機が突っ込み、大爆発した炎の中から皇太子パタリロ・ド・マリネール8世が現れる。挨拶代わりに側近のタマネギ部隊と1曲歌って踊ったパタリロに、英国外務省のアイゼンバーグは、マリネラ王国が国王派と大臣派の対立により政情不安に陥り皇太子であるパタリロにも危険が及ぶ可能性があることを告げた。
 タマネギ部隊を引き連れロンドンの街を観光するパタリロに暗殺者の影が迫り、間一髪のところでMI6の諜報部員ジャック・バンコラン少佐に救われる。バンコランは美少年キラーといわれ、見つめられた者は骨抜きになり気絶してしまうという。バンコランは大臣派により命を狙われているパタリロの警備担当に就くことに。
 そんな中、謎の美少年マライヒがBBC放送の記者としてパタリロに密着取材。バンコランとマライヒの視線が激しく交錯し、純愛がはじまる予感が漂う。(「KINENOTE」より)


 「翔んで埼玉」と同じく、魔夜峰央原作のコミックを実写映画化したコメディ。

 2.5次元ミュージカルとして舞台上演されていたものを映画化したもの。

 1978年連載開始で、TVアニメも放映されており、何となく観た記憶もあるのだが、中身まではハッキリと憶えていなかったな。

 
 映画ということで時折屋外での撮影による映像もあるが、舞台のようなセットで繰り広げられること多し。

 そして、随所に歌が挿入されるミュージカルとなっている。

 国内情勢が危ういマリネラ王国の皇太子パタリロ。
 何者かに命を狙われる。

 パタリロの護衛を任されたのが、MI6の諜報部員、ジャック・バンコラン。

 そのバンコランは、パタリロに密着取材するBBC放送のマライヒと恋に落ちていく。

 そんな彼らの姿と顛末をドタバタの展開で描いている。


 個人的には、色々な意味で微妙だなという感想。

 かなり幾つもギャグを飛ばし、コミカルな展開を見せるのだが、それが大笑いするかというと微妙。

 月影先生や埼玉県人ネタは面白かったかな。

 更に、パタリロを演じた加藤諒は別として、他はイケメンと呼ばれる者揃い。

 そんな中での恋愛模様はBL要素が満載だったな。

 歌と踊り、ドタバタのギャグ展開など、考えることなく観られる作品で、気楽に楽しめるような一本であった。


 バンコランを演じたのは、「闇金ドッグス」シリーズの青木玄徳。
 出演解禁になったということか。

/5

監督:小林顕作
出演:加藤諒、青木玄徳、佐奈宏紀、細貝圭、金井成大、石田隼、吉本恒生、三津谷亮
   小林亮太、松村雄基、近江谷太朗、木下ほうか、池田鉄洋、須賀健太、鈴木砂羽
   魔夜峰央、西岡徳馬、哀川翔、吉川純広、佐藤銀平、三上陽永、柴一平、富岡晃一郎
於:TOHOシネマズ新宿

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