CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-062「牛首村」(日本)

2022年03月07日 23時18分26秒 | 日本映画
依り代とは霊が宿ると考えられるもの
 ある心霊動画に映った自分そっくりの女子高生を見て驚く奏音。
 動画の中の女子高生は牛首マスクを無理やり被せられ、廃墟に閉じ込められるが、映像はそこで途切れていた。言い知れない胸騒ぎと不安に駆られた奏音は、動画の撮影地である富山県の坪野鉱泉に向かう。
 そこで彼女は「牛首村」と呼ばれるおぞましい場所の狂気と恐怖に襲われる。(「作品資料」より)


 「犬鳴村」「樹海村」に続く〝恐怖の村シリーズ〟の第3弾。
 監督は「呪怨」シリーズの清水崇。

 ネットで公開されたある動画に自分そっくりの人物が映っており、しかもその子が行方不明になっていることを知り、撮影された富山県へと向かうことにした雨宮奏音。

 そこで思いも寄らぬ恐怖と遭遇することとなる。

 行方不明になった詩音が、双子の妹であることを知る奏音であるが、その真相を探っているうちに、村に伝わっていた因習を知ることになる。

 詩音が行方不明となった心霊スポットと称される〝坪野鉱泉〟は実在する場所のようである。

 結局、これは呪いだったのかな。

 忌み子、七つまでは神のうち、など、村に残っている因習、更にそこから〝牛首村〟の都市伝説が生み出されているようである。

 これって誰の呪いということになるのだろう。

 やっぱり、奏音の祖母の代わりに捨てられることになる、双子のもう一人の呪いということになるのだろうか。

 それ程、怖さというもの感じられなかったが、古より伝わる因習などは、興味深いものであった。

 奏音に想いを寄せる同級生と思われる香月蓮も奏音に同行するが、彼の運命は意外だったかな。

 詩音の行方を捜すため、奏音が奮闘するが、クライマックスであの場所に行くという繋がりが、今一つよく判らなかったな。

 恐怖というよりも、その村に伝わる因習による悲劇、そしてそこから起こる思わぬ出来事ということが気になる展開の作品であった。

/5

監督:清水崇
出演:Kōki,、萩原利久、高橋文哉、芋生悠、大谷凜香
   莉子、松尾諭、堀内敬子、竜のり子、田中直樹、麿赤児
於:TOHOシネマズ池袋

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