感想にっき。

日々の感想・・・そして妄想など。
プチオタクの最近の苦労日記。

おおきく振りかぶって 第74回 余談

2009-11-09 11:53:59 | 「おおきく振りかぶって」 余談

という事で本気で余談です。

「おおきく振りかぶって」の感想の世迷言編です。

・・・普通のレヴューなどが読みたい方はブログ検索が便利ですよ。

検索の言葉を変えると幅広く読めます~

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  ☆  ☆  ☆

  ☆  ☆  ☆

・生きていた監督 その2

なんかちょっと今回監督のシーンにへこみました。

今まで戸田北監督を悪く思ったことは一度もないのですが・・・。

阿部の回想シーンを読むと・・・描写が少ない分いろんな風に読み取れ、ちょっと事なかれ主義っぽく見えなくもないです

が、それは少女マンガでよく描かれる・・・『別の視点で見ると実は・・・』的な王道パターンの一種かと思っていました。

大人は思っていることをすべて言葉にするわけでないし。

阿部の恨み?が榛名限定なところを考えると・・・

多分いい監督だったんだろう・・・と。

が。

今回は初めて監督に・・・ムッときました

・・・言葉に・・・かなあ?

・・・

榛名「あの頃はホント勝手して・・・」 監督「何 言ってんだ(略)そんなの お前の気にすることじゃないんだよ」と言うやり取りがあったわけですけど。

『やー、少しは気にさせろよ!!!』と突っ込んだ私はどーせ精神力が弱いです

『そうだなあ。あの頃お前は確かに尖がってたな~(苦笑)』とでも、一度榛名に釘をさしてくれれば・・・・こうも納得出来ない感じはしなかったのかも。

その後の言葉がまたどどどーんでした。

「中坊の精神力じゃ正直面白くない奴もいただろうが もう今は納得してるだろ オレもあいつらもそんくらいの度量はあんだよ」

この言葉に他意はないのはわかるんですけど。

そして阿部のことを指してるわけでないのはわかるんですけどねー

でも、ページのタイミング的に・・・どうよっ

ここまで一生懸命、どよどよ視点で読んできたモノとしては・・・心外です。

阿部の場合は「途中入部でやけに球が速くて性格のひねくれたエースの榛名」だから反発してたわけではないですよね~・・・(「あの球を捕ればレギュラーになれるのは確実だった」と言ってるし。その辺は割り切って考えてたと思います・・・)関東大会で思い知った榛名との関係の薄さとか自分の捕手としての存在意義とか。言葉で表現するのが難しい・・・誰がどう表現しても「なんか違う!」って思ってしまいそうな・・・複雑ーーーーーな心境があったんだと思います。

そういう・・・、、、

ずーーーっと引っ張ってきた登場人物の心理上の伏線を、、、

『中坊の精神力』なんて言葉であっさりと片付けるのはどの口だ~~~~っと。

監督の口を両側からツネリタイ

榛名問題の幕引きが「今はもう納得してるだろ」と単純な度量の問題にされてしまうなんて・・・

そして。監督の言い方だと、聞き様によっては「中坊の精神力」が度量的に問題があるように表現されてる気がしますが・・・。阿部のことでなくっても、当時榛名に反発してる人がいたとして、その気持ちを「中坊の精神力」と画一的に言い切って欲しくはないような・・・個別でいろんな思いがあったと思うけどなあ・・・。それに、中学生の頃は中学生の頃にしか出来ない・・・(視野の広さには欠けるかもしれないけど)強い強い思いがあると思うのです~・・・そういう真剣で真っ直ぐな切るような考え方や感じ方が、人に気づかせたり変える原動力になることもあると思うのですが・・・。だから。・・・

監督・・・あまりにも・・・なんかこう・・・おおざっぱすぐる~っ

・・・榛名のつっけんどんな物言いだって十分「幼かった」んじゃあ・・・

榛名が元に戻って成長してる今だからこそ「人間として」反省要素はあると思うのですよね。

まあ。

監督も別に悪気があるのでなくホントいい監督で、自分のチームメンバーを信頼した上での発言と言うのはわかります。

多分当時の戸田北は、皆一生懸命ないいチームメイトがいて。

受け入れてくれる・・・見守ってくれるいい監督がいて。

そんな恵まれた環境下で・・・

あの時期、阿部と榛名がバッテリーを組んだのはよかったと思うのです。

まあ、確かにケンカしたかもしれませんけど、いやな思いもしたかもしれませんけど

よかったと思いたい!

・・・よかったと思ってきたのです!

・・・

・・・そうかあ。

なんか・・・今月号の監督発言にムカついたのは

その今まで自分が抱いてきた印象を否定されて気がして怒っていたのカモ。

むむむむむ。

自分自身に一番度量なし

まあ、監督様のお言葉にはあんまり深い意味はなくって。

話の流れ上の発言だとはわかるのですけどねー。

・・・理性でわかるのと感情は別物でして。

なので・・・

「「野球が辞めたくないだけで入っただけのチームだもんな 中坊の精神力じゃ自分だけが可哀想で周囲は目に入らなかったんだろうが もう今頃は自分の当時の痛さ加減を反省してるだろ そんな度量は榛名にもあるだろ よきかな よきかな~」」(爽やか~

・・・と言うことで水に流すことにしときます~・・・ 

あわわわわ。

最高に器ちっさっ

・おねえさま妄想

「いろんな人にあン頃のこと未だに怒らえっからさ」と榛名さんが言っておりますが・・・

私の中ではもちろん、榛名姉も時々榛名さんを怒ってることになっております

そして榛名姉は『WORKING!!』の種島さんのような可愛い人ってことになっております

種島さんが「もう!モトキちゃん!あの頃は最悪だったんだから!ちゃんと皆にいつか謝ってね」と小さい体で榛名さんを見上げながら一生懸命お説教してるとしたら・・・

か、かわいいーーー(タカナシ君風)

・・・

あれ?

榛名さんのきょうだいって姉でしたよね?

妹さんじゃなかったですよね・・・

記憶が曖昧に・・・

・三橋の脳みそ考察

三橋の脳みそに興味があります。

三橋って第六感っていうか「勘」で生きてる人間なんじゃないかと思うんですよね~

「勘」というのはそもそも・・・いろんな感覚器から入力された情報や過去の経験などを元に脳が高速回転で情報処理して答えをはじき出した「結論」でないかと常々思っているのですけど。

三橋の場合は脳が普通より考えすぎる人で、いろんな思考回路が入り組んでおり、ぶっ飛んだ結論をはじき出すんじゃないかなあっと。

普通そういう人は天才なんでしょうが。

三橋の場合ところどころズレてる・・・から

・・・人には「何も考えてない」ように思えるのでは・・・

私には、基本的に三橋は考えすぎて損をしてる人に見えてしまいます・・・(鈍感力がない)

・三橋の脳みそ考察 その2

で、「行こお」もその一種なんでないかと。

理由はうまく言えなくても、あの時点で阿部を榛名に会わせるべきだと感じたんじゃないかなあ?

「速い球の秘密」も本気で知りたかったんでしょうけど・・・付け足し?

三橋の本能がそう告げだ・・・ような・・・

本能にせよ何にせよ。

三橋が出した結論が「オレなるべくおとなしく・・・」みたいな縮こまった後ろ向きっぽい結論じゃなくって、「行こお」という「前向きな発想」でうれしかったのです・・・(うるうる

三橋、大人になったねって感じでした~

今後もっともっと三橋が自分を出せるといいなあっと。

そして、今回の「阿部君 オレは 振りかぶって投げる!」も。

三橋の中ではいろいろな思いがあったのでしょうが・・・、いろんんな思いや情報が入力されて(「榛名はスゴイ」「筋肉」とか・・あれ?それだけ?)、出した結論が「振りかぶる」だったのかなあっと。

私個人にはフォームの問題だけでなくって『誰が相手でも思い切って堂々と投げる。投げたい』と言う三橋の自分自身への宣言に聞こえました・・・

榛名さんはスゴイ・・・とずっと自分を下に置いた発想だったように見えた三橋が、今回実際に榛名の試合をみて本人にも会うことで・・・何が吹っ切れたのかな~っと。

そして「オレは榛名さんにも誰にも負けない」と思えたのが・・・涙。

っていうか、モモカンの「内側から奮い立たせる動機付け」の話ですけど。

今回の武蔵野戦を通して阿部が「勝ちたい」と「奮い立つ」のかと思ってました~

が、どっちかっていうと、三橋が「奮い立って」いました

・・・えーっと。

よく考えれば三橋は主人公でした~

頑張れ三橋!

・進化する西浦バッテリー

三橋の突拍子もなく聞こえる発言を。

阿部がちゃんと順立てて理論的に翻訳してくれてるのが感動でした。

やっぱり二人はいいバッテリーです。

違う持ち味どうしの方が合わさると大きな力になると思うんですよね・・・

なんか電王でもそんな歌あったような ←全然関係なし

割れ鍋に綴じ蓋って昔の人もいってるし

え?意味が違う?・・・かな~・・・

少しは合ってるよね!

第四の変化球も出てきて。

これからが楽しみすぎます~

・追伸の戸田北バッテリー

いろいろ文句を書いてますが。

マンガ的にはすごく面白い興味深いバッテリーでした~

そして榛名さんも。(なんでさん付け

今回、試合後でいろいろ考えるとこあるだろうに。

ちゃんと阿部の話にものってくれて、言いたいことを言うように仕向けてくれて・・・読者としてありがたいことです。

まあ、そう言うストレートな性格なんでしょうけど。

それが裏目に出たり損したりもするのでしょうけど

一応先輩なんだなあ・・・榛名さん(感涙)

てか。

むしろあのタイミングだからかみ合ってお話が出来たのかもしれないですね。

ずっと引っ張られてきたこのネタは、もうこの辺が山と思うと・・・ホント寂しいです。

追伸っていうか追悼(合掌) ←おーい 

・そして心配な武蔵野バッテリー

何が心配って・・・今月で秋丸問題に決着がつかなかったことです。

ということは・・・秋丸の心理にまだまだ尺を取られるのではないかって。

そこが心配だ!

まあ、秋丸好きですけどね。

でも番外編でいーや。

☆  ☆  ☆

一ヶ月の休載ということですけど。

何冊くらいコミック出るのでしょうか?

2~3冊は出るのかな?

とにかく今後がすごーーーく楽しみです

というか12月まで待ちきれません。。。


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