ガンダムSEED DESTINY SPECIL EDITION「砕かれた世界」を購入しました。
買うか買わないかかなり悩んだのですが、買ってよかったです。すっきりまとまってて、わかりやすかった!
SEEDは録画分を何回も見直したのですが、DESTINYはほとんど1度しかみてないからでしょうか?新鮮な感じで観れたのです。
少なくとも「砕かれた世界」だけ見ると名作に思えた。
シンも主人公と思わなければ、すごくいいポジション(×_×)
~しいて言えば、「地球へ」のシロエとか「花よりも花の如く」の楽ちゃんとかさ~
DVDの初っ端に例のシンの「絶叫」を入れず、アーモリーワンでアスランとカガリを助けたり、カガリとかに突っかかるシーンなどで登場・・・
「こいつは何モノ」と思わせといて(←?)
オーブの慰霊碑の場面ではじめて、家族の死の画像がが入るのもいいなと思いました。
「ああ、だからあんなに荒れてるのか!」と腑に落ちる展開になってました。
すっきりとエピソードを削ると、物語の核にはちゃんとシンがいたんですね。目立たないキャラとばっかり思ってた・・・。登場の仕方の演出もはじめ顔をみせなかったり、凝ってたんですね(^^;)全く気づかなかった・・・。インパルスも初めてかっこいいと思いました~
このDVDでは光る脇役(涙)の立ち位置でした。
賛否両論の「血に染まる海」の明るい演出もよかったです。
放映時はシン関連の戦闘は、「これでもか、これでもか」というくらーいモノモノしい画像・音楽にうんざりした記憶が。「これからこのシンってコを悪役っぽくしたいんだろうけど、なんかみえみえ・・・」って感じでしょうか。
しかし今回はまるで普通のロボットアニメみたいになっててかえってよかったです。
「砕かれた世界」は、シン・アスラン・キラがそれぞれインパルス・セイバー・フリーダムにのる・・・、3人の背景や考えが適切に淡々と描かれたところで、終了~みたいな。
先の見えないこの世界でこれからこの3人が、みんながどうなるのかなって、DVD観ててわくわくしました。
って、放映終わってるから先は知ってるんだけど(^^;)あれ?
いろんな考え方やとらえ方があるから、きっと評価はさまざまでしょうが、個人的にははすごく◎な買い物でした。
===================
以下は、ぼやきです。
●車の中での視聴でしたので、子供(小学生)の後部座席からのぼやき・・・
「アスランきもい。だって、変なことばかりいうから。なんで、正直に俺は死にたくないとか言わないの?」「ステラかわいい」「議長きもい。」「シンきらい。だって、カガリは何も言ってないのに怒るから」「ラクス歌ってるときと話してるときの声が違う」「別のビデオみたい」
このアニメ、子供むけではないのは確かですね。
●個人的ぼやき
シン役の鈴村さんのインタビューが入ってて、「シンの怒りの表現も監督から理路整然としてない(中略)と言われました。」「シンは現代っ子の象徴」「シンに近い年齢の視聴者はシンに共感と同時に嫌悪感を覚えるかも」などの言葉がありました。
↑だいぶハショッテますが(汗)
自分の周囲でDESTINYを観てる人で、シンみたいに快活に自分の意見をいえるタイプの人は、あんまりシンを好きでないような・・・
自分のようにあまり自分の意見を言わず、飲み込むタイプの(ある意味ズルイ)人間からみると・・・シンは尊敬に値します。まっすぐでいいなって。真っ直ぐな分他人とぶつかっったり、嫌な思いもするのでしょうが、その人間としての正直さがうらやましい!
しいて例えるなら、(またかい!)「僕の地球を守って」でシュウカイドウがシオンをまぶしく見つめる気分でしょうか(遠い目)
それとすごく気になるのが、アスランの「悪い種からは悪い実しか育たない。でもそれが自分にあるとは気づかない」(うろ覚え~)とかいうセリフです~
なんか「悪い種」って表現がイヤです。
「おまえはDプランの賛同者か!」と言いたくなります~最後Dプランを否定する話のなんだから、それはまずかろうー。というか、もし人に例えるならもっとまずかろうー。というか、「悪い種」とか「いい種」とかきめるのは誰!種を利用しようとする人物が自分の利用価値で種のよしあしを選別してるのでは?種それ自体は、どんな種でも芽吹こうと一生懸命なんだけどなー。とか思う。(ぶつぶつ)「悪いか」「よいか」ははじめから決まってるみたいな考え方はとても嫌いです。
単に軽ーい例えで、人の中にある漠然とした「考え方」は、実になってみないといいものかわるいものかはわからないよ♪「考え方」の土台を間違うと方向を誤ることもあるけど、人間ってなかなか自分が間違ってるとは気づけないものだよ♪って意味???
どんな結論に行き着くか、続きを見なきゃと思いました。
なんかわけわからないことブツブツ書いてますね。眠くって眠くって・・・・ZZZZZ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます