人って誤解するものなのだなあ~っとか。
人って自分に似た人の気持ちはわかっても、似てない人の気持ちはわからないんだな~っとか。
人って相手のことがわかってると思ってもわかってないのかもしれないよな~っとか。
人間他人から見てもわかりやすく生きたほうが親切だよな~っとか。
そういうことを考えるようになったのは、とある出来事がきっかけです。
昔知り合いにすごくかわいらしい色白の女の子がいました。
線が細く女の子らしくって、頑丈なタイプの私とは大違いでした。
その子が・・・理由はナンだったか忘れちゃいましたが、先生に怒られていました。
見てても怖い状況なのにその子はニコニコ俯いて笑っていました。
その子の笑顔が消えないので、先生もよけいに興奮するみたいで、どんどん怒声は大きくなりました。
最後その子が突然泣くまで説教が続きました。
先生は言いました。
「こいつは全然真剣みがない!」
☆ ☆ ☆
先生にはその子がきっとニヤニヤしてるように思えたんだろうなっと思います。
しかし、私にはその子が困り果てて笑ってるように見えたのです。
その子は家庭的に複雑な環境で育った子でした。どういう家庭だったかは忘れましたが家庭内で不和があって、それでもそういう不幸さを感じさせない明るいタイプの人でした。
機能不全家庭とかACという言葉があるのですけど、そういう家庭に育った子どもの中には、ひょうきんな子や俗に言う優等生タイプの子がいるそうです。
家庭がすごいことになっているので、自分が「良い子」でないといけないと思っているそーな。
普通に幸せに暮らしてる人だったら、先生のこわーい説教で、多分すぐ泣いたのだと思います。
泣けば周りが守ってくれるのを本能的に知ってますから。
でも、自分が泣いたらいけない環境で育った子どもは泣くことが出来ないのだと思います。
どんなに辛くても笑うしかないんです。
その子は先生に怒られても、泣いたり困った顔をすることが出来なかったんだろうなあ・・・。
自分の心をそのまま出すことに慣れてなかったので・・・
最後の最後で、我慢できなくなるまで笑顔を貼り付けてたのだろうな~。
時々その子のことを思い出して、そう思います。
☆ ☆ ☆
そんなことがあってしばらくして、その子がそっと言いました。
「ゆめねさん、私と似てる気がする」
・・・・。
個人的に私も似てると思いましたが、、、
「人にわかりやすい生き方をしよう!」そう強く思った瞬間でもありました。
僕もそーでありたいです!
性格は大事ですよね。
わかりにくい人も好きなことは好きなのですけど(^^;)
自分は苦労したくないので、わかりやすい人間でいたいです~