四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

小椋 佳 『白い一日』

2020-11-04 09:18:39 | 音楽
退院してから1か月が過ぎた。
10月は長く感じた。
退院した日がものすごく遠い出来事のようだ。

退院してからの毎日はものすごくスローな一日かもしれない。
外にでるといえば朝の散歩ぐらい。
家の中での静養。
本を読んだり、DVDを観たり、CDを聴いたり。

今日体重を測ったら、入院する前の体重に戻っている。
5Kg痩せてびっくりしたけど、いつのまにか元の体重。
今度は逆に太るのが心配だ。

昨日はなんとなく体がえらかった。
微熱が出なかったのが幸いである。
一日中、横になっていた。

この1か月間の僕の一日は、白い一日かもしれない。
♪まっ白な陶磁器を眺めては飽きもせず
 かと言って触れもせず そんなふうに君のまわりで
 僕の一日が過ぎていく

最初この歌(井上陽水のアルバム“氷の世界”)を聴いたとき、
陶磁器を掃除機と聴こえた。
へ~ぇ、掃除機を眺めているんだ。
おもしろい歌だなと思って歌詞カードを見たら違っていた。
掃除機では絵にならないからなぁ。

『白い一日』
作詞:小椋佳 作曲:井上陽水
小椋佳の書く詩はとてもきれいだ。
まるで水彩画のような感じがする。
そしてこの絵を引き立たせる陽水のメロディ。
いつ聴いても色あせていない名曲である。

この『白い一日』、まだ売れていない頃のオフコースが、
ライブアルバム「秋ゆく街で」で歌っている。
こちらも僕は気に入っている。

白い一日 小椋 佳
コメント (2)
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