「おながわ海中漫歩」 ちょっと海へ

宮城の海に潜って40年以上、最新の女川湾の情報をお知らせします。
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2014年10月20日(月) ウミクワガタ三昧の竹浦

2014-10-22 06:39:34 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもり

海況:南よりの風  凪

気温:18℃  水温:17.9~18.2℃

透明度:4~5m

               ソメワケウミクワガタの成体(オス)       資料写真 

 今日は、ゲストのリクエストに応えてスペシャリストのKAZUがウミクワガタの勉強会を開催しました。女川湾に生息するウミクワガタの仲間は、写真のソメワケウミクワガタで大きさは成体でも5~7mmと非常に小さい。

 探索した結果は、オスやメスの成体を10個体以上と幼体なども観察できました。

 ウミクワガタは、エビやカニの仲間で甲殻類に属し、オスには立派な顎があり、複数のメスでハーレムを作って繁殖する。幼体期は、魚に寄生し成長するが生まれた場所から魚にどのように寄生するのか、また、巣床までどのようにして移動するのか謎が多い。

 女川湾では、アイナメ・クロソイ・マコガレイ・フサギンポ・ギスカジカなどの根魚に寄生していることから、魚に乗って移動するのか、または潮に乗って移動するのか、まだまだ分からないことが多い。

 その他、アリエルの小玉さんと一緒にクチバシカジカなど撮影してきました。

結果は、クチバシカジカの若魚と成魚・ダンゴウオ・スナビクニンなどから、季節来遊魚など撮影できました。

  眼が大きく可愛いクチバシカジカの若魚

  成魚の顔

   スナビクニンも複数個体観察

      季節来遊魚たち

 その他、シラユキウミウシの岩から岩へ移動する様子も撮影できました。

 ⇒  ⇒ 

ウミクワガタは、通年観察できますが事前に予約して頂ければ、ほぼ100%観察できます。

 



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