【難しいが、だんだんわかってきました・・】
三島亜紀子『社会福祉学の性ーソーシャルワーカーは専門職か?』
(勁草書房、2007)
を読んでいます。
きょうは、その4回目です。
12/21 「本格的に取り組むべき本」として取り上げました。
12/24 第1章 医学を先行のモデルと意識した100年前のアメリカ
01/05 第2章 心理学・マルクス理論・システム理論が社会福祉学にどう影響したか
01/ . . . 本文を読む
【案の骨子をもう一度】
(その1)でみたような問題を回避するためには、以下のような仕組みで改革してはどうか?というのが、日本経済新聞の研究会の提案です。
・基礎年金の財源を(いまの保険料から)全額消費税にする。
→あたらしく消費税を引き上げる必要がある。(14兆円相当。+5%前後)
→これまで納めた保険料約12兆円は払わなくても良くなる。
・年金額は、現行程度。満額で月あたり66000円。
( . . . 本文を読む
【年金問題の基本は?】
今、年金で生活している人は、年金以外に現金収入はないので年金は若いときの給料に相当します。若い人は、年金制度の見通しが立たないと老後の生計に不安がありますし、給料から引かれる保険料がいまの高齢者の年金支払いにあてられるとしても、自分たちが高齢になったときには保険料を払ってくれる次の世代がいるのか(いるのだが、うんと少ない人数になることはわかっているので)不安です。
こ . . . 本文を読む