闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

4月の予定

2007年03月31日 | 予定・休館日

  新人戦まであと1週間。今日で新人戦前の土曜の初級強化も一旦終了です。先週、息子に初めて「辛さをわかって!」と懇願され、じむちょーも強化に参加させていただきました。自分が出たら必死であとのことはわかりません(汗)
 上段にこだわり蹴り続けていたら、股関節がはずれたみたいになってしまい、酸欠で足がつりまくり、皆さんにご迷惑をかけてしまいました。「気だけは強い」と稽古後、センセーから駄目だしをいただきました。気が強いなどといわれたことが無いので、それでも少し嬉しかったです。怪我をしてしまったことは、勿論大反省です。「大きな反省と小さな自信」恥をかいてでも今はそれを積み重ねていく時期かなと思っています。落ち込んでばかりいても先へ進めないし、小さな喜びと課題を持たないと楽しく空手を続けていけないので。こんな私でも悩んでいます。そんな3月も今日で終わり・・・4月の休館日は以下のとおりです。

 4月6日(金) 大会準備
 4月7日(土) 県新人戦大会開催
 4月8日(日) 大会後片付け
 4月29・30(日・月) 春合宿(もともと祝日ですが)

 文庫魂Tシャツ、昨日橋(亮)ママが、きちんと仕分けをして道場に届けてくださいました。(さぞや大変だったことでしょう。本当にありがとうございました♪)
 Tシャツのバナナ色は、他にはあまりみかけない特別な色で、素敵に仕上がっています。お申込いただいた方は、早めに道場にとりに来てくださ~い。

 


帯渡しま~す!!

2007年03月31日 | お知らせ
 稽古のたびに「まだ?まだ?」とおまちかねの帯きてま~す。一日に3審査、文庫だけでもあの量です。木元道場全体では、初級の帯となるとそうとうの数だったと思います。帯の発注・仕分け・賞状作成に携わった本部の皆様、ありがとうございました。子供達の(大人も)喜ぶ顔、全員見せたいぐらいです。感謝。 押忍

黒帯誕生

2007年03月30日 | 道場日記

 師範のところにうかがって直々に授与された黒帯を播田指導員が、昨日初めて身に着けて稽古に出席されました。「なんだか恥ずかしい」そう言って照れていらっしゃいましたが、とてもとても嬉しそうでした。すれ違う稽古生の方々の目線は、必ずといってぴかぴかの黒帯にそそがれていました。「いつか自分も!」と思ってくれていた人がいると嬉しいな・・・「ひとつの区切りなので」と播田指導員は、今までと変わりなく、さりげなく、やる気みなぎる感じです。本当におめでとうございました。
 道場ではすでにお知らせしていますが、播田指導員の指導担当は、月曜日の8時からのクラスです。指導を補佐していただきますので、センセーも一緒です。
 木曜日の9時半のクラスにも、火曜の9時半のクラスにもおまちかねの両指導員が帰ってきました。お二人ともできるかぎり指導してくださるそうです。沓澤指導員は、木曜の8時のクラスに隔週で指導補助として入ってくれています。黒帯さんがわさわさと道場をいききしている道場は、緊張感と力に満ちています。黒帯さんといえどもいろいろな事情や怪我などもあり、コンディションをととのえるのは容易ではないはずです。それぞれ大変な思いをして黒帯を手にしている経験者であり、皆の尊敬と目標に値する先輩達です。悩みながらも前に進もうとされているはずです。
 恵吾指導員は、今までどうり水曜の8時からのクラスを指導、木曜の8時からのクラスに指導補助として入っていただいています。昨日のクラスでも自ら声をあげて、追い込みながら皆を引っ張っていらっしゃいました。指導時間といっても忙しい黒帯さんにとっては貴重な時間です。いろいろなものに折り合いをつけて作った大切な時間を集中して稽古される姿は、皆さんにも共通するものです。じむちょーにとっても、いくら力の差があったとしても見習い続けたいと思うことのひとつです。
 昨日の稽古の前に播田指導員の黒帯姿を撮らせていただきましたが、センセーと恵吾・播田両指導員を前にして「気合を入れて~」と言ってしまいましたが、黒帯さんに向かって、そのような分をわきまえない声かけをしてしまったことをこの場で深くお詫びいたします。じむちょーは、こうやって叱られながら、日々失敗を繰り返す毎日です。皆様もお気づきの点ありながら、きっと目をつむっていてくださるところが、多々ある思いますが、反省し、直していいますので、どうかお許しください。

 霧(?!)のむせぶ中・・・昨日最後の中級強化。参加の皆さん個々に確認もとらず、特権を利用して、見学させていただきました。それぞれの心の中にあるものは、到底じむちょーには計り知れません。でもそれぞれ何かに懸命に立ち向かおうとしていることだけは、深く深く胸に響いてきました。「闘え!文庫魂」です。稽古後のセンセーのエール、喜んでいただけたようでよかったです。

 本当にお疲れさまでした。そして来月からも水曜・土曜と強化が新たに続きます。多くの方の参加をお待ちしています。

 


新極真会クッキー

2007年03月28日 | 雑記
 この心憎い演出をしてくれた人・・・渋谷にあるイタリアン料理店のメインシェフであるシノさんです。少年部のトオタとユキノとカンタのお父さんでもあり、青帯でありながら、水曜の強化に果敢に挑戦し、頑張っている稽古生です。
 ずいぶん前からお誘いをうけていましたが、お互いのお休みがなかなか合わず、長い間実現しませんでした。来月から青山に移られるということで、急遽伺ってきました。お料理の写真は、あまりにも美味しくて、食べるのに夢中で、不覚にも撮り忘れてしまいました。(すごく残念!その写真は、青山店で是非)
 渋谷で食事をするなど、何年ぶりでしょうか?あのスクランブル交差点にも久々に衝撃を受けました(笑)。しかし、109のすぐそばでありながら、地下であること、お店の雰囲気がとてもおしゃれでゆったりしていることもあって、そこが渋谷であることをすっかり忘れさせてくれるようなお店でした。そして、何より、前菜、ピッツァ、パスタ、肉料理、デザートにいたるまで、本格的で、それでいて温かみのある、付け合せのお野菜にまでこだわった美味しいお料理の数々でした。中でもお店の名前のついたピッツァは、じむちょーの人生史上(ごめんなさい!たいした人生じゃないかもしれないけど)、最高のピッツァでした。
 自ら接客を含め、目配せ気配りしながら、お店の中を動き回る長身なシノさんのシェフ姿は、スマートで素敵でしたよ。以前「お店の仲間も空手を応援してくれている」と話してくださいましたが、他のシェフの皆さんもウエイトレスさんもその言葉通り、素晴らしい笑顔と料理でもてなしてくださいました。帰り際には、自ら高温の薪窯でピッツァを焼く姿を披露してくださいました。「イタリアで修行したんですよ」と笑いながら、さりげなく技を見せてくれました。シノさんは、お店にいてもナチュラルで道場にいるときと変わらぬところもありましたが、私達が知らない部分も沢山もっていらっしゃいました。審査の後、「仕事のことで悩んだとき、センセーのことを考えていました」と言ってくださいましたが、本当に光栄なことだとあらためて思いました。
 たっぷり2時間もくつろいで外に出ると9時近くになっていました。そこから電車に乗って帰ってきました。家に帰ると11時少し前でした。お店を閉めるのは、10時ラストオーダーだそうなので、帰りは、ずっと遅いのでしょうね。そんななか稽古に来てくれているのだと思ったら・・・ありがたい気持ちで、おなかも心もいっぱいになりました。
 うちの道場には、他にも料理人の稽古生の方がいらっしゃいます。絶対に腕を怪我することができない職種の一つですが、皆さんそれぞれ強いですし、言い訳せず空手を続けてくれています。そんなこと考えていたら、昨日、ほんと久々に、その料理人のひとりであるイサガワさんが稽古に来てくれました。思いが届いたかな・・・。大変だろうけど、また稽古待っています。
 いろいろなお仕事をし、道場とは違う顔を持ちながら、懸命に稽古に来てくださっている皆さんのパワーをもらいながら、「がんばっていこう!」と帰って話をしました。夢のような幸せな時間でした。シノさんありがとうございました。
 トオタ・ユキノ・カンタ、お父さんかっこよかったね♪

別れの季節

2007年03月25日 | 道場日記

 春がやってきました。お父さんのお仕事で道場には通えない場所にお引越しする子供達がでてくる季節でもあります。今日は、トラノスケとケイタとタイガが、最後の稽古となりました。
 とらは、昨年センセーが、戦わせていただいた新保先生のところから移籍してきた男の子です。いつも「頑張っていますから」と新保先生に報告していました。妹や弟に優しくて、なかなか感情を表に出そうとしない、穏やかな男の子です。言葉少ないトラですが「新極真会じゃなきゃやだ!」と言ったそうで、通える範囲に道場がどうしても無い為、空手を続けることは断念したようです。お父様が空手が大好きでいつも全日本を観戦に来てくれていました。お引越し先は、関西なのでウエイト制でまた会えそうです。いつか大きくなって遠くに通えるようになったらまた空手を始めるかもね。
 ケイタとタイガは兄弟です。野球も一緒にやっていたようですが、本当に仲の良い兄弟です。入ってきた頃、ケイタがあまりに優しいお兄ちゃんなので、皆がとってもうらやましがっていました。高学年でありながら、素直でいつも一生懸命でした。タイガは、入ってきた頃、折り紙を折って持ってきてくれました。わんぱくなのかと思うとすごくナイーブで、すぐうるうるきてしまうところが、可愛かったですね。九州に帰ることが、最初から決まっていたので、審査も試合ももっとがんばりたかったでしょうに残念です。よい環境が見つかり、続ければ絶対に強くなれると思います。
 子供達の成長する時期を一緒に過ごすことができて、本当に楽しく、嬉しかったです。別れは、さみしいですが、道場で頑張ったことが、ひとつの自信となって、これからも頑張って欲しいです。そして、道場にご理解、ご協力、長きにわたり、道場に通わせていただきましたお父様、お母様本当にありがとうございました。
 もし、ブログをご覧でしたら、時々皆の様子をのぞきに来て下さい。花束を渡してくれた緑帯さんが言ってたけど、「僕らは、ここで頑張るから。あっちでも頑張れ!」そのとおりだ!! もう~みんな大好き♪


 


スタッフのお願い

2007年03月21日 | 仲間たちへ

 全関東の準備の合間をぬって・・・センセーも何とか稽古できる時間をつくっています。負荷もかけているのか、今日は、お彼岸なので実家にいってきましたが、元々歩くのが超早いじむちょーのだいぶ後を歩いていましたね(笑)
 師範も佐賀で試合があり、月曜の朝あちらをたって、そのまま会議に参加されていたようで・・・そのタフさにはいつもながら驚きです。皆がいろいろな場面で頑張っているからこそ、頑張れるのではないでしょうか。お忙しい時期とは思いますが、許す限りでかまいませんので、スタッフのご協力も宜しくお願いします。新人戦は、4月7日(土)。全関東は、5月13日(日)です。先日、武士道さんを探しているとき、ジンノーさんの方から、スタッフをと申し出がありましたが、今は奥様が出産間際で大事な時期なので、そちらを優先してくださいと伝えました。このブログも毎日チェックしてくださっているそうです。人の頑張りをうらやんだり、うがった見方をしないで、目を背けずに、いつかまた自分も必ずやと思ってくれている人もいます。誰がどう言おうが、思おうが、ちゃんとやってきた人にはわかるはずです。黒帯の先生達も皆のこと誉めています。とにかくいっぱい汗かいて、いっぱい恥かいて、いっぱい自分を出し切って下さい!
 今回試合に出ない人も自分の番がきたら、頑張って下さい!「皆で強くなりたい。」それがセンセーの望みです。
 あっ!それから今日ひとつショックなのことが・・・こないだ道場のそばまで探して歩いた鉄棒が、ごく近くの公園にあったんだよね~。まっ道場が、呼んでたってことかな(笑)逆上がりでも猛特訓しようかな・・・。

 


「知る」「強くなる」

2007年03月17日 | 道場日記

 朝日新聞の最近のテレビCM知ってますか?藤井美菜という可愛い女優さんと「ばかの壁」がベストセラーになった養老孟司先生の出てるやつです。養老先生のことをいろいろいう研究者の方がいるそうですが、だいぶ昔、深夜の教育テレビの中で脳のことを学者さんらしくなく(?)、とても楽しく、興味が持てるような語り口調で話しているのを偶然見て、何日かの続き物だったのですが、連夜見入ってしまったことがあります。虫とゲームが大好きで、自分の失敗談なんかを隠さず話してくれるところが、じむちょーは結構好きです。

 美菜「先生、知るってどうゆうことなんでしょうか?」
 養老「それは・・・知る前の自分と知った後の自分が違う、人が変わる。ものがわかると自分自身が変わる。それは、体験しないとわからない。」
 --- 「知る」「強くなる」「朝日新聞」 --- というCMです。

http://www.asahiguma.com/cm_library/life_01.html
見てみたい人は、↑上記をクリック。

 今日強化を見ていて、本当にそうだなぁ・・・と思いました。あの場にいた人にしか、じむちょーは、稽古に参加していなかったので、あそこで稽古していた人しか知らないものがあって・・・そして、それを知った人は、皆、知る前より絶対に強くなっている。まずは、空手を習おうと思った人、決死の覚悟で稽古に来る人、審査や試合に挑戦した人、さらに上へと頑張る人、皆それを知る前より絶対強くなっている。
 試合の勝ち負けは、けして簡単に出るわけではないでしょう。習い事としたって成績に関係したり、結果が目に見えるものではありません。でも泣きながら、泣くのを我慢しながら頑張っている子供達を見て、そしてその痛みを共有しあっているのを見て、本当にすごいなって思いました。実は、大人だって泣きそうな時あるんだよ。泣きそうなぐらい苦しかったり、痛かったり、こわかったりするんだよ。なんでこんなことしてるんだろうと思うときもきっとあると思う。でも・・・それを知る前より、少し強くなれる!男だろうと女だろうと子供だろうと。こわさがあるからこそ。
 皆が帰った後、恵吾指導員とせんせーが、まだ稽古してるけど、その「知る」をいっぱい重ねた人が黒帯さんで、まだまだ「知りたい」と「強くなりたい」と思い続けている。稽古や審査や試合に出てまだまだと思った人は、まだまだ「知ること」がいっぱいあるってことで・・・。自分で諦めない限りは、強くなれるってことで。
 今日、ほんとに久々に稽古に来て、それもいきなり強化に来たショウキは、言わずとしれた強い少年部だけど、家も横須賀だから中学になって稽古に来れる回数が減って悩んでいたみたいだけど・・・。やりこんだからこそ悩んでた訳で、でもやりこんだからこそ、空手のよさを知っていて、だから絶対に空手を続けたいんだって、また部活や勉強が落ち着いたら、空手を続けるって今日はわざわざ先生に伝えに来たんだ。せんせーとの繋がりは、多分大人の稽古生と同じで、割ってはいることなどとてもできない関係だ。それはせんせーがそうしたんじゃなくてショウキ自身がそうしたんだよね。そしてそれを見守り続けて下さった親御さんのおかげで。きっとナチュラルでいい青年になるだろうな・・・。今日もいい目をしてた。また会えるのが、本当に楽しみです。
 強化に出た皆さん、みんなかっこよかったです。お疲れ様でした。

 


小泉先生のお見舞いに

2007年03月16日 | 仲間たちへ
 センセーが、皆さんのお気持ちを届けに行ってきました。事故直後伺ったときも気丈に振舞っていらした小泉先生ですが、現在は手術を終え、リハビリを続ける毎日だそうです。小泉先生のことですから、さぞやリハビリも頑張っていらっしゃることでしょうが、同じ自分を追い込むといっても、空手の稽古やトレーニングの爽快感とは違うとおっしゃっていたそうです。自分の意志で身体を動かせるということは、本当に幸せなことなのですね。帰りを待ちわびている小泉道場の稽古生の皆さんもためにも全快を心よりお祈りいたします。皆さんの思いのパワーが少しでも力になりますように。もともと精神力の強い小泉先生でしょうが、この怪我を乗り越えられた後には、また大きな力を稽古生の皆さんに伝えることができるのでしょうね。大変なときほど本当のことが見えてくる。私達もそうゆう経験をしましたが、そのときの皆さんの励ましを忘れることはありません。けっして、けっして・・・。頑張れ!小泉道場です。
 お賛同いただきました皆様ありがとうございました。押忍

武士道さん探してます!

2007年03月14日 | 仲間たちへ
 仙人がいらしゃるような話を先日されてましたが・・・センセーが、新人戦の件で携帯や自宅に何度電話しても繋がりません。電話の履歴が残ってるはずなんだけど。至急連絡して確認をとりたいことがあります。もしブログでものぞいてたら道場に電話ください!!携帯でないんだから無理だとは思うけど・・・。だめもとでもしかして見てたらとにかくすぐに連絡ください。

小さなバトル 

2007年03月11日 | 雑記

 今、審査の応援を終えて、息子と横浜で食事をして家に帰ってきました。まだセンセーは後援会会議なので、投稿するのは、遅い時間になるかもしれません。
 午前中の審査は、アクシデントがあって、家に戻らねばならず、じむちょーはほとんど見ることはできませんでした。記念すべき白帯さんの審査を見れなかったのは、とっても残念でしたが、木曜日の稽古では、各自だいぶ仕上がっていたので、それを見れたからよしとします。戻ったときには、最後の師範のお話でしたが、みんな充実したいい顔してましたから。初めてのことづくめで、ご本人も保護者の皆様もどっと疲れたのではないでしょうかお疲れ様でした。
 午後のオレンジ帯さんは、少年部のみでした。やる気も充分、落ち着いたものだと安心していましたら、今まで型を間違えたことの無い二人が、審査の魔物?まっきっと何か理由はあると思いますが・・・やりなおしになりました。本当にどきどきしたことと思います。でもよく気持ちを立て直して頑張ったね。
 5時からの審査は、さらに緊張した雰囲気です。わかってきての緊張なので、これまた空気が重いです。久々の審査だった上、今週忙しくて稽古に来れず、今日も仕事先から直行だった千葉さんは、いままで見たこと無いほど不安そうでした。大人が皆これほど緊張するのです。子供達の中にも甘い気持ちで受けている子はいないと思います。審査の難しさ、そして皆さんの真剣みのあらわれですね。だからこそ、絶対価値のあるものになっていると思います。本当にお疲れ様でした。
 そんな中、息子と私の小さなバトルが繰り広げられていました。皆さんに「大変ですね~」とお声かけいただきますが、時間的拘束が長いのは確かに大変かもしれません。特にじっとしていられないのが当たり前の息子にとっては。でも審査を見学、応援に行くことは、本当に価値があるのです。皆さんの真剣な姿を見れること、師範の審査指導やお話を聞けること、毎回皆さんの意欲的な気持ちを感じて、絶対に自分も頑張ろうと思えることです。当然ずっとその気持ちを持続できないものの、息子だって絶対に感じているはずです。そして審査の時間内でもついつい気が抜けてしまいます。子供だから無理もないと思います。先日、センセーから「緑帯になっても道場で気持ちを切り替えることができていない。それがそのまま組手に出ている。」と道場で叱られて、かなりへこんでいました。なじみがあるからこそ余計です。でもそれでは、何より本人の為にはなりません。今回は、緑帯になってから初めての見学だったのです。何度か注意しましたが、同じことの繰り返し。ついに「ひとりで帰って!」ということになりました。どうするかなと様子を見ていたら・・・ひとしきり悩んで身支度をはじめました。鍵と140円渡して「では気をつけて」ということに。正直電車では、ひとりで行き来したことはありません。おまけにもう暗い。「でも何度も来てる道、大丈夫だろう」そう腹をくくりました。何かあったらという不安の他に、無事に家にたどり着いたとして、「もう二度と審査には見学に来ないんだ」と彼が選んだことを受けとめる覚悟です。でも絶対にここで折れてはいけないと思いました。それが彼の考えならしかたないからです。道場を出て行きました。・・・ずいぶん時間がたって、ともに見学していた遥太が私のところにやってきました。「駅がどこだかわからないから、ききにもどってきたって」息子のところに行きました。「場所を教えたら帰るんだね」そう尋ねると、照れくさそうに「ママのいうことはあっている」「どうするの?」「皆を応援する」そう言ってにっこり笑いました。
 怒りに任せて、駅まで歩いていったそうです。だったら帰れたでしょう。不安だったのも正直あると思います。でも元保育園一の頑固者です!以前繁華街で私達に叱られ物別れになっても泣きも追いかけもしなかった図太い奴です。滅多に怒りませんが、怒ると手がつけられません。もう時間の問題かもしれませんが、今回は自分なりにひっかかるところがあって戻ってきたんだと思います。「みんな組手強かったね」そう嬉しそうに帰りに話していました。いつかは行かなくなる日がくるのでしょうが、きっとみんなの頑張る姿は、彼にとっての財産になっていくことだけは、間違いないです。受審者ならびに保護者の皆さん、本当にお疲れ様でした。木元道場の先生方、ありがとうございました。そして今回病気で欠席となったエイジ、また頑張ろうね。


急告!文庫Tシャツ予約販売!

2007年03月07日 | お知らせ

 3周年の記念Tシャツを作って以来、文庫道場オリジナルのTシャツはありませんでしたが・・・他支部道場のTシャツをみて、以前からうらやましいなと思っていた有志の保護者の方々が動いてくれて、予約販売のみでTシャツを製作してくれることとなりました。
 どうせなら新人戦に間に合わせようということで、募集期間が非常に短いのですが、欲しい方がいましたら、なるべく早く現金を添えてお申込ください。窓口は少年部でしたら、少年部にほぼ毎回見学している橋(亮)ママ、賀来ママ、竹内ママ、一般部は道場でお預かりすることとなりました。総数51枚に満たないと予定した金額より単価が高くなってしまうそうです。新人戦に出場する方、全関東に出場する方、応援くださる仲間やご家族の方々、いつも一緒に稽古頑張ってる仲間達、春夏に向けて一枚Tシャツをちょうどと思っていたあなた(笑)・・・このさい一枚いかがですか??何枚でもいいですけど・・・。売上とか関係ないといやに積極的に勧められる私ってじむちょーとしてどうなのかしら??
 色は、バナナ色。左胸に新極真会のマークとアルファベットでBUNKO SPIRIT。背中に新極真会のマークに重ねて「文庫魂」の縦文字が大きく漢字で入っています。(手書きのデザインが道場に掲示してあります)
サイズは、110、120、130㎝が各1500円。XS(女性のM)、S(女性のL)、M、L、XLが各1600円。XXLが1900円です。(あくまで予定価格です。)
 申込方法は、各自用意していただいた封筒(古封筒でもかまいません)の外に氏名、連絡先、サイズ、枚数、金額を記入の上、現金をいれて封をしてもってきてください。締切は3月18日(日)。それ以降の販売はありません。忙しくて稽古に来れてない人も顔が見れたらセンセー喜びます。Tシャツ申込に道場によってください。待ってま~す。
 新人戦はあくまで木元道場内部の試合です。他支部道場の戦う相手は、敵ではなく仲間です。お互いを認め合って、声援は元気よく、ただし応援マナーはくれぐれも爽やかに。いつも共に稽古をする道場の仲間や家族と気持ちをひとつに皆で頑張る。これはすばらしい現象なのではないしょうか・・・。枚数により価格変更がありうること。アクシデントにより新人戦に間に合わない可能性のあること。有志の皆さんが手探りで頑張ってくれています。それらをご了承の上、お申込ください。それぞれお忙しい中、道場を思って動いて下さっています。ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
 そして、道場を愛し、今回のTシャツ製作を企画していただいた、吉田さん、竹内さん、橋さん、賀来さん、円山さん、池田さん、斎藤さん本当にありがとうございます。これからも宜しくお願いいたします。


親しみ

2007年03月07日 | 雑記

 ああ・・・今日も朝を迎えちゃったな。頭もボーっとしてきたので、誤字・脱字があっても許してね。(またコメントが書き込めなくなっちゃうので急いで書きます)
 全関東のトーナメント表のデータを入れてるとこなんですが、本当にいろいろなお名前があるもので、感心したりして。で、人の名前ってすんなり入力できないことも多くて、手書き入力したりするんですが、結構手間がかかるのと全関東ともなると常連の選手が多いので、昨年のデータからコピーすることにしました。今年の小学5年生男子だとしたら、昨年の4年生男子のデータから拾って級や身長、体重、年齢などを変更して・・・すると、「ああ、級が2段階も上がったんだぁ」とか「背がこんなに伸びたの??すごいなぁ」とか「体重は以外に増えてないな」そのうち、「入賞したのね・・・念願かなったな」なんて顔も知らないのに変に親しみがわいてきたりして(笑)
 新極真以外のジュニアの試合なんかだと聞き覚えのある名前が沢山あったりして。月に何回も全国の試合に出場してる子なんかもいるんだよなぁ・・・。どんな気持ちなんだろう?大人になって自分の少年時代をどう振り返ったりするんだろう?いっぱい練習するんだろうから、当然結果を残したいだろうし、それは頑張ってるんだろうけど、どこまでが自分の意志なんだろうか?大人になっても空手の選手になりたいんだろうか?カミングアウトするとじむちょーは、子供の頃、歌手になるのが夢で、中学時代オーデションを自分で受けに行ったりしたことがあるんだけど(かなりその気でした)、小学生時代ともなるとそれともまた違うんだろうし。
 文庫道場の少年部は、試合志向の子が本当に少ない方だと思うんだけど、それを目標にしてる子には、やっぱり何より頑張っている本人の為にできれば入賞して欲しいとは思う。でも一番大切なのは、空手を通じて子供達の将来に少しでもよい影響があることではないかとよくセンセーと話します。空手を習う全ての子供達にとっていったい何が大切なのか。どう接していくことがいいのか。日々の出来事の中にいっぱい立ち止まって悩むことがあるし、正直まだまだ勉強中です。
 ひとりの子の親としても小さな悩みは多くて・・・「自分の子だったとしたらどうだろう?」とあっちぶつかり、こっちぶつかりしながら、皆さんと一緒にこれからも一生懸命考え続けていきたいと思っています。

 


意味のあるものに・・・

2007年03月04日 | 道場日記

 今日、中上級の少年部のクラスでセンセーが言った言葉です。稽古の始まる直前、先日の審査に合格した子供達に帯の授与をしようとすると、「静粛に」と言ったのにかかわらず、ざわざわと話していた子供達がいました。「自分が帯を受け取るときにそうされたらどんな気持がするか?」「何とも思わないというのなら、それは帯をとることが、自分にとってたいしたことではないからだ。」「せっかく空手をやっているなら、自分にとって意味のあるものにすることだ。」「空手がしてくれるのではなく、自分がそうしていくことだ。」
 『意味のあるもの』・・・目的や目標は人それぞれかもしれない。初めは、ケンカに強くなりたかった人、試合で優勝したかった人、精神的に強くなりたかった人、健康になりたかった人、ストレスを発散したかった人、痩せたかった人、心広く優しくなりたかった人・・・ets。長く続けていくうちに、何にせよ自分にとって空手が必要であることが、大切になってくる。人と比べてどうとかではなく、自分が良い方向に向くためにあるということ。
 月に一度しか稽古に来れなくても空手を必要としている人はいるし、その稽古に意味があると何かを得ようと必死に頑張る人もいる。稽古に沢山来ていても力を入れず、ただ空手が強くしてくれると思う人もいる。
 試合や審査に果敢に挑戦する人は、ただ積極的だとか環境が許すとか、そうゆうことではなく、それが自分にとって、意味があり、得がたいものがあるからしている人がほとんどだと思う。きつかったり、こわかったり、痛かったりするのに・・・何も自分にとって良いことがないなら、やる人はいないだろう。
 久々に稽古に出る事だって、すごく勇気がいることだと思うし、体調が悪いときに稽古に参加するのだって、不安があるのは当然だと思う・・・でもやっぱり自分の意志で道場に来て、精一杯稽古することが一番いいことじゃないのなら、道場があること自体が、意味がなくなってしまいます。
 以前、広い海の上を沢山の船がしゃにむに進んだり、ゆっくり進んだり、止まっていたりと表現しましたが、昔しゃにむに動いていた人もその時ゆっくり進んでいたり、止まっていた仲間がいたことを忘れないで欲しいです。そしてこの海の上にいる以上、迷いながらもそれぞれに『意味あるもの』にしていって欲しいと思います。
 最近、私がコメントの中で、「いいなぁ・・」を連発しているのは、ただうらやましくて言っているのではなく、「やっぱり、いいから」です。自分でいいと本気で思えなければ、人には勧められませんから