猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

マリアンヌ

2017-12-22 16:17:24 | 日記
2016年のアメリカ映画「マリアンヌ」。

第2次世界大戦下の1942年、カナダ人工作員のマックス(ブラッド・ピット)はモロッコ
でフランス人工作員のマリアンヌ(マリオン・コティヤール)と出会う。2人の任務は夫
婦を装ってドイツの要人を暗殺することだった。2人で協力して、モロッコで開かれた
パーティーに出席したナチス・ドイツの要人暗殺作戦を成功させて脱出し、恋に落ちた
2人は結婚しロンドンで暮らすことになった。そして子供も生まれ、生活は幸福に満ち
ていたが、ある日マックスは上司に呼び出しを受ける。そこでマックスは思いもよらぬ
ことを言われる。「君の妻のマリアンヌに二重スパイの疑いがある。君の手で始末しろ
」。突然の事態に動揺するマックスを追い詰めるかのように、この命令は絶対的なもの
で、もし断ればマックスを処刑するとの宣告も下される。マックスはマリアンヌが無実
であることを信じ、それを証明しようと奔走する。

戦時下を舞台にしたラブストーリー。任務のためにモロッコで出会ったカナダ人のマッ
クスとフランス人のマリアンヌ。彼らは工作員である。工作員ってすごいな~。夫婦を
装えと言われたらなりきらなければならないのだから。全くの他人なのに、お互いのこ
とを色々覚えなければならない。人に何か聞かれた時言いよどんでいたら、たちまち疑
われてしまう。2人が夫婦のふりをするシーンはハラハラした。頭がボケボケで行動力
などまるでない私には到底無理だ。
パーティーで2人がテーブルの下に隠していたマシンガンでナチスの要人たちを射殺す
る銃撃シーンは迫力があった。命がけの任務なのに、全くケガもしないのはちょっと無
理があるなあとは思ったが。夫婦のふりをしていたマックスとマリアンヌは本当に恋愛
関係になり、結婚する。子供と3人で幸せな生活を送っていたが、突然マックスの身に
不幸が降りかかる。マリアンヌが実はドイツのスパイであるというのだ。信じられない
マックスだが、自分の手で彼女を殺すか、自分が死刑になるかの選択を迫られてしまう。
マックスはマリアンヌをよく知る人物を訪ねるが、彼は何と失明しており、写真で確認
することもできない。マリアンヌは本当に二重スパイなのか。
子供が生まれて、3人でピクニックをするシーンは印象的だ。マリアンヌがドイツのス
パイだなんて、間違いであって欲しい、と思いながら観ていた。ラストシーンも良かっ
た。ブラッド・ピットはどんな役をしてもかっこいいが、久しぶりに正統派ラブストー
リーに出演していて、そのかっこよさを改めて感じた。



関係ありませんが、うちのクリスマスの飾りつけはこんなものです。昔は小さなツリー
も置いていたけれど、今は猫が触るので、ね。





後はケーキを食べるくらい。これは去年のケーキです。
地味~なクリスマスです(笑)






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コメント (4)
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