猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

今年映画館で観た映画

2017-12-30 19:26:22 | 日記
今年映画館で観た映画、おもしろかった順に。

1) 牯嶺街少年殺人事件(台湾)
2) ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(チェコ・イギリス・フランス)
3) たかが世界の終わり(カナダ・フランス)
4) 誰のせいでもない(ドイツ・カナダ・フランス・スウェーデン・ノルウェー)
5) 哭声/コクソン(韓国)
6) オン・ザ・ミルキー・ロード(セルビア・イギリス・アメリカ)
7) MASTER マスター(韓国)
8) 若者のすべて(イタリア・フランス)
9) 銀魂(日本)
10) 無限の住人(日本)
11) 午後8時の訪問者(ベルギー・フランス)
12) アウトレイジ 最終章(日本)
13) ローサは密告された(フィリピン)
14) エル ELLE(フランス)
15) オリエント急行殺人事件(アメリカ)
16) 家族の肖像(イタリア・フランス)
17) 台北ストーリー(台湾)
18) グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(フランス)
19) ゲット・アウト(アメリカ)

こんな感じですが、11位以下はどんぐりの背比べ状態というか大差ないです。無
理矢理順位をつけましたが。今年は好きなタイプの映画が多かったので嬉しいで
す(^o^)来年にも期待します。
皆様良いお年を。




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シリアル・ラヴァー

2017-12-28 18:33:22 | 日記
1998年のフランス映画「シリアル・ラヴァー」。

女性編集者クレール(ミシェル・ラロック)には3人のボーイフレンドがいた。そろ
そろ真剣に結婚を考え始めた彼女は、結婚相手を1人に絞るため、3人をディナー
に招待する。ところが、驚くべき偶然の積み重なりで招待した男たちが次々と死
んでしまう。動転したクレールはとりあえず死体を隠そうと奮闘するが、よりに
よってそんな時に思いがけない客たちがやってくる。

フランス製のスプラッター・コメディ。突き抜けてナンセンスでおもしろかった。
主人公のクレール(女優は尾野真千子に似ていると思った)は3人のボーイフレンド
の中から花婿を決めようとするのだが、まず3人一緒にディナーに招待しないだろ
う、普通。男たちはそれぞれ自分だけがディナーに誘われたと思ってやってくる
のだが、他の男たちと顔を合わせてびっくりする。そりゃそうだ。フランスのコ
メディ映画のこういう有り得なさが好きだ。
クレールはやることなすこと裏目に出てしまう体質(?)なのか、本当にちょっと
したミスからまず1人のボーイフレンドを死なせてしまう。激しく焦った彼女は何
とか死体を隠そうとする。死体が見つからないかとハラハラしながら他の2人の接
客をするのだが、2人目もうっかり死なせてしまう。
一応スプラッター映画なのでグロテスクなシーンは多く、クレールは図らずも連
続殺人犯になってしまうのだが、笑えて仕方ない。悪いことは重なるもので、こ
ういう時に限って千客万来なのである。クレールの運命やいかに。知らない俳優
ばかりだったが、ラストも気が利いていておもしろかった。



まだ新聞を置いている場所に籠城しているノエルちゃん。






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子猫が来た

2017-12-25 21:32:23 | 日記
子猫がキタ―――(゚∀゚)―――!!

この度ご縁があって保護猫ちゃんをもらい受けることになりました。昨日の夜我が
家にやってきました。3ヵ月くらいの女の子です。5女です…なんでしょうねえ、う
ちは女子猫に縁があるみたいで、たまたまなのですがもらったり拾ったりした子猫
がみんな女子なのです。女系家族みたい( ̄▽ ̄;)
白に薄いグレーや茶色が混ざった、ちょっと変わった毛色をしています。目が青く
てさくらに似ていてとてもかわいいです。







トイレに連れていったら落ち着いてしまいました。



隠れられる狭いところをいつも探してて、なかなか姿が見られません(笑)家も人も
変わって、警戒してるんでしょうねえ。







ベルとは顔を合わせる度にお互いシャーシャー言って反目しています。ベル、イカ
耳になってます(^-^;



早く人にもベルにも馴染んで欲しいなあ。名前は、クリスマスイブに来たのでノエ
ルにしました




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マリアンヌ

2017-12-22 16:17:24 | 日記
2016年のアメリカ映画「マリアンヌ」。

第2次世界大戦下の1942年、カナダ人工作員のマックス(ブラッド・ピット)はモロッコ
でフランス人工作員のマリアンヌ(マリオン・コティヤール)と出会う。2人の任務は夫
婦を装ってドイツの要人を暗殺することだった。2人で協力して、モロッコで開かれた
パーティーに出席したナチス・ドイツの要人暗殺作戦を成功させて脱出し、恋に落ちた
2人は結婚しロンドンで暮らすことになった。そして子供も生まれ、生活は幸福に満ち
ていたが、ある日マックスは上司に呼び出しを受ける。そこでマックスは思いもよらぬ
ことを言われる。「君の妻のマリアンヌに二重スパイの疑いがある。君の手で始末しろ
」。突然の事態に動揺するマックスを追い詰めるかのように、この命令は絶対的なもの
で、もし断ればマックスを処刑するとの宣告も下される。マックスはマリアンヌが無実
であることを信じ、それを証明しようと奔走する。

戦時下を舞台にしたラブストーリー。任務のためにモロッコで出会ったカナダ人のマッ
クスとフランス人のマリアンヌ。彼らは工作員である。工作員ってすごいな~。夫婦を
装えと言われたらなりきらなければならないのだから。全くの他人なのに、お互いのこ
とを色々覚えなければならない。人に何か聞かれた時言いよどんでいたら、たちまち疑
われてしまう。2人が夫婦のふりをするシーンはハラハラした。頭がボケボケで行動力
などまるでない私には到底無理だ。
パーティーで2人がテーブルの下に隠していたマシンガンでナチスの要人たちを射殺す
る銃撃シーンは迫力があった。命がけの任務なのに、全くケガもしないのはちょっと無
理があるなあとは思ったが。夫婦のふりをしていたマックスとマリアンヌは本当に恋愛
関係になり、結婚する。子供と3人で幸せな生活を送っていたが、突然マックスの身に
不幸が降りかかる。マリアンヌが実はドイツのスパイであるというのだ。信じられない
マックスだが、自分の手で彼女を殺すか、自分が死刑になるかの選択を迫られてしまう。
マックスはマリアンヌをよく知る人物を訪ねるが、彼は何と失明しており、写真で確認
することもできない。マリアンヌは本当に二重スパイなのか。
子供が生まれて、3人でピクニックをするシーンは印象的だ。マリアンヌがドイツのス
パイだなんて、間違いであって欲しい、と思いながら観ていた。ラストシーンも良かっ
た。ブラッド・ピットはどんな役をしてもかっこいいが、久しぶりに正統派ラブストー
リーに出演していて、そのかっこよさを改めて感じた。



関係ありませんが、うちのクリスマスの飾りつけはこんなものです。昔は小さなツリー
も置いていたけれど、今は猫が触るので、ね。





後はケーキを食べるくらい。これは去年のケーキです。
地味~なクリスマスです(笑)






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2017-12-20 08:26:53 | 日記
2013年のアメリカ映画「肉」。

ニューヨーク北部の片田舎で暮らすパーカー家は、父親フランク(ビル・セイジ)、
母親エマ、長女アイリス(アンビル・チルダーズ)、次女ローズ(ジュリア・ガーナ
ー)、そして幼い長男ロリーの5人で慎ましく静かに生活していた。ある日母親の
エマが不慮の事故で死んでしまい、一家は代々伝わるある儀式を長女と次女が引
き継ぐことになる。

メキシコのホラー映画のリメイク作品。特別怖くはないのだが、暗く不気味な雰
囲気はまあまあ良かった。
パーカー家の主婦エマが路上で急に苦しみ出し、用水路に落ちて死んでしまうと
ころから物語は始まる。実はこの一家には秘密があり、母親が死んだことで、今
まで母親が担ってきたあることを、姉妹が引き継がなくてはならなくなっていた。
街ではある若い娘が行方不明になっていた。エマの検視をしたバロー医師(マイケ
ル・パークス)は、エマがある病気にかかっていたことに気づく。
「肉」って…すごく直接的な邦題だなあ。ストーリーが推測できてしまうような。
DVDのジャケット写真は姉妹が可憐で、「肉」という字もレースで描かれていて、
不思議な雰囲気を醸し出している。大体この家に伝わるある秘密の儀式、母親が
死んだのなら父親がやれよと思ってしまうが、どうやら代々主婦が担当してきた
らしく、美少女姉妹がやらなくてはならなくなったようなのだ。次女のローズは
抵抗を示すが、長女のアイリスは「私は長女だから仕方ないわ」と諦めているよ
うな悟っているような態度である。
全体的に少し退屈な感じなのだが、バロー医師はエマを検視したことによって、
あることに気づく。しかもそれは実在する病気らしいので怖い。バロー医師が気
づくのがちょっと突飛というか、そこまでわかる?という気もしたが、この辺り
から物語はおもしろくなってくる。
姉妹の運命はどうなってしまうのだろう。エグい映画が好きな方にはオススメ。




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