猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

アーバン・エクスプローラー

2021-07-26 22:12:19 | 日記
2011年のドイツ映画「アーバン・エクスプローラー」。

ベルリンに集まったアメリカ出身のデニス(ニック・エヴァスマン)ら各国の
4人の若者たち。彼らの目的は旧ドイツ軍の地下道を捜し探検すること。現
地ガイドのクリス(マックス・リーメルト)の案内に従って地下へ向かった彼
らだったが、途中でクリスが負傷してしまい、身動きがとれなくなる。女性
2人は救助を呼ぶため地上を目指すが、なかなか戻ってこない。そこへ地下
に住んでいるという元軍人の男が現れ、救助を呼んでくれることになった。
ところが男はデニスたちを住みかに招き入れると態度を豹変させる。

ベルリンの地下で正体不明の殺人鬼に襲われる若者たちの恐怖を描いたスプ
ラッター・ホラー。ナチスの地下壕を探検するツアーに参加するため、世界
各国から4人の若者が集まった。こういうツアーって本当に行われているの
だろうか。私だったら行きたくないなあ。地下壕なんて暗いし汚いし。地下
が舞台なので画面は暗く、いかにも何か起こりそうな雰囲気。ドイツ人ガイ
ドのクリスの案内に従って道を進んでいたのだが、1人の女性のちょっとし
たいたずら心が元でクリスは重傷を負ってしまう。その女性ともう1人の女
性が地上へ助けを呼びにいこうとするが、いつまで待っても戻ってこない。
デニスと彼の恋人がクリスの側で待っていると、地下道に住んでいるという
男が現れ、彼らを家に招き入れ、救助の電話をかけてくれる。
男は元軍人だと言うが、どうして地下なんかに住み着いているのか、デニス
たちは変に思わないのだろうか。女性3人はともかくデニスはそんなにアホ
ではなさそうなのだが。男は電話をかけてデニスたちに食事を振る舞い、皆
で談笑する。デニスと恋人は助けを呼びにいった女性たちは多分逃げたのだ
ろうと考える。しばらく話していると、男の様子が変わってきて、デニスた
ちに襲いかかる。この男は地下を訪れた人たちを殺害している連続殺人鬼だ
った。
デニスは恋人を守りながら必死に抵抗し、最初は割とあっさりと男を倒すの
だが、ホラー映画の定番で、何故かトドメを刺さない。「殺人鬼にはトドメ
を刺さなきゃダメでしょ」と観ながら思う。まあここで殺人鬼が死んでしま
ったら映画が終わってしまうので仕方がないのだが。とうとうデニスの恋人
が男に捕らわれてしまう。それからデニスと男の激しい攻防戦が始まる。
先日観た「0:34 レイジ34フン」と同じような映画である。どちらも地下が
舞台だし、謎の連続殺人鬼が登場するし。私はこういう映画が好きなのだ(
地下じゃなくてもいいけど)。どっちの方がおもしろかっただろう。どちら
もそれなりにおもしろかったな。グロテスクさでは「アーバン・エクスプロ
ーラー」の方が上だろう。ラストもこちらの方が好き。


丸顔に写ったノエル。



ノエルきょとん。




コメント (6)
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