猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

#生きている

2022-07-01 22:35:51 | 日記
2020年の韓国映画「#生きている」。

ある日、ソウル近郊で謎のウイルス感染が発生し、人々がゾンビ化して街を
襲ってくる。電話も通じず、インターネットも通信不能な中、ゲームオタク
青年のオ・ジュヌ(ユ・アイン)はマンションの部屋に閉じこもり、テレビの
ニュースと窓から見える景色から情報を得て、生き残りをかけたサバイバル
生活を始める。VR機器やドローン、SNSを使いこなすデジタル派のジュヌ
だったが、やがて向かいのマンションに暮らす若い女性で、斧やロープなど
のキャンプツールを駆使するアナログ派のキム・ユビン(パク・シネ)と協力
し、絶望的な状況から抜け出そうとする。

ゾンビ映画。突っ込みどころもあるがなかなかおもしろかった。ジュヌは朝
目覚めると、テーブルの上にお金と「何か食べて」と母が書いたメモが置か
れているのを見る。早速ゲームを始めるジュヌだったが、何か様子がおかし
いのに気づき、窓から外を見下ろすと、大勢の人が悲鳴を上げて逃げ惑って
いた。驚いてテレビをつけると、謎のウイルスに感染した人々が狂暴化し人
を襲っているというニュースが放送されていた。その人々は人を食べるとも。
家族が心配になったジュヌはスマホを手に取るが、通じない。下にもマンシ
ョン内にもゾンビ化した人々がいるのを知ったジュヌは部屋から出られなく
なった。
とりあえず食料を探すジュヌ。だが何日持つかわからない。困惑する中、し
ばらくすると向かいの棟の真正面の部屋に女性がいるのを見る。声は届かな
いが、2人はドローンでロープを張って、食料の入ったバッグを行き来させ
る。その夜ジュヌは武器を持って部屋を出て、ゾンビたちからなんとか逃れ
て他の部屋に侵入する。その部屋の住人は死んでいた。ジュヌは食料をリュ
ックに詰め、レシーバーがあるのに気づく。その住人は登山が趣味だったよ
うで、写真が飾られていた。またもゾンビたちから逃れながら自室に戻った
ジュヌは、レシーバーの1つをロープを使ってユビンに送り、ようやく2人
は会話ができるようになる。
やっとスマホが通じるようになった時ジュヌは母に電話をするが、母は父の
会社に来ていた。父から「外に出るな」と言われるジュヌだったが、その直
後、両親と姉がゾンビに襲われる音声を聞いてしまうシーンは痛ましい。ユ
ビンは家族の話はしないが、恐らく亡くなっているのだろう。ジュヌとユビ
ンはレシーバーで励まし合う。ジュヌたちが家に籠るようになって20日以
上は経っているのだが、ヒゲも生えない、服も汚れないというのは不自然だ
と思った。既に水道も使えなくなっているのだ。まあでもそんな小さなこと
は気にしなくていいのだろう。
やがてジュヌとユビンは外に出て、一緒に行動することにする。奇跡的にも
生存者を見つけるが、その男に騙されてユビンが殺されそうになるシーンは
恐ろしかった。それにしてもユビンの身体能力がすごく、ジュノも驚くほど。
2人がゾンビたちを必死に蹴散らしていく様子は思わず応援したくなる。同
じ韓国のゾンビ映画でも「新感染 ファイナル・エクスプレス」は舞台のほ
とんどが列車の中だったが、本作はマンションの部屋の中だけでなく外にも
出るので、「新感染~」のような限られた空間での戦い、迫力というスリリ
ングさはないものの、結構おもしろかった。特にラストが「新感染~」のよ
うな悲しいラストでなくて良かった。


6月は私の誕生月だったので、ランチに行ってきました。フレンチのランチ
で、とてもおいしゅうございました(^o^)

前菜



お魚


お肉



デザート写っていませんがドリンクもあります

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする