港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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ポップス・ベストテン 1961年11月 その4

2013-11-23 00:46:20 | ポップス

『今週のベストテン』1961年11月25日
①コーヒー・ルンバ ウーゴー・ブランコ楽団
②悲しき街角 デル・シャノン
③月光のノクターン ディック・ジェイコブス楽団と合唱団
④夢のデイト コニー・フランシス
⑤峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
⑥悲しき足音 スティーブ・ローレンス
⑦トラベリン・マン リッキー・ネルソン
⑧九月になれば ボビー・ダーリン楽団
⑨電話でキッス ポール・アンカ
⑩ハローメリールー リッキー・ネルソン

『今週のヒットレコード』1961年11月26日
①悲しき街角 デル・シャノン
②九月になれば ボビー・ダーリン楽団
③電話でキッス ポール・アンカ
④涙のムーディ・リバー パット・ブーン
⑤月光のノクターン ディック・ジェイコブス楽団と合唱団
⑥漕げよマイケル ハイウェイメン
⑦トラベリン・マン リッキー・ネルソン
⑧あなたと二人で コニー・フランシス
⑨明日なき十代 アムラム・バーロー楽団
⑩夢のデイト コニー・フランシス

『今週のベストテン』にリッキー・ネルソンの『ハローメリールー』がベストテンに入ってきました。
典型的なロックンロールなのですが、ランキングはさほど芳しくなく、『今週のヒットレコード』では
意外にもベストテンに入ることはありませんでした。

『今週のヒットレコード』には映画『明日なき十代』の主題歌が登場しました。
アムラム=バロウ・セクステットの演奏ですが、ここでは当時の放送どおりにアムラム・バーロー楽団と記載することにします。
当初はアムラム・バーローという人物の率いる楽団だと思っていたのですが、
David AmramとGeorge Barrowが中心となった楽団だったようです。
その頃、映画雑誌で評論家でもありポスター画家でもある野口久光先生が高く評価されていたのを思い出します。
ハーモニカとギターをメーンにした心に沁みこむような名曲ですが
CD化もされておらず、YOUTUBEにもアップされていないようです。
仕方がないので映画のパンフレットを貼っておきます。


また、ベストテンには入らなかった1961年の11月に流行した曲としては
ここで個別に取り上げた『青い灯影のブルース』『白い夜霧のブルース』『祈り』の他に
『ルーシーのテーマ』 (映画・二十歳の火遊び) サウンド・トラック (マックス・スタイナー)
『雨のしのび逢い』 (同名の映画) サウンド・トラック (マリー・アントワネット・ピクターのピアノ)
『さよならをもう一度』 (同名の映画) フェランテとタイシャーのピアノ
などがありました。

↓は『ルーシーのテーマ』 サントラ盤 YOUTUBEより

この曲はホリリッジ・ストリングスやパーシー・フェイス楽団などの演奏盤もありました。

↓は『さよならをもう一度』 フェランテとタイシャーのピアノ YOUTUBEより

この曲もジョルジュ・オーリック楽団のサントラ盤などとの競演でした。


ポップス・ベストテン 1961年11月 その3

2013-11-16 00:33:22 | ポップス

『今週のベストテン』1961年11月18日
①コーヒー・ルンバ ウーゴー・ブランコ楽団
②悲しき街角 デル・シャノン
③峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
④月光のノクターン ディック・ジェイコブス楽団と合唱団
⑤悲しき足音 スティーブ・ローレンス
⑥夢のデイト コニー・フランシス
⑦トラベリン・マン リッキー・ネルソン
⑧電話でキッス ポール・アンカ
⑨九月になれば ボビー・ダーリン楽団
⑩ポケット・トランジスタ アルマ・コーガン

『今週のヒットレコード』1961年11月19日
①悲しき街角 デル・シャノン
②九月になれば ボビー・ダーリン楽団
③涙のムーディ・リバー パット・ブーン
④電話でキッス ポール・アンカ
⑤トラベリン・マン リッキー・ネルソン
⑥あなたと二人で コニー・フランシス
⑦漕げよマイケル ハイウェイメン
⑧月光のノクターン ディック・ジェイコブス楽団と合唱団
⑨ポケット・トランジスタ アルマ・コーガン
⑩夢のデイト コニー・フランシス

『今週のベストテン』にコニー・フランシスの『夢のデイト』がいきなり6位に入ってきました。
『ボーイハント』以来のランクインで、これまた英語盤と日本語盤を携えてテッペンを目指します。
また、『電話でキッス』も遅ればせながらトップテン入りです。

『今週のヒットレコード』も新曲が二曲。
『今週のベストテン』から遅れること二ヶ月、ようやく『月光のノクターン』の登場です。
そして、五人組の大学生が結成したハイウェイメンのフォークソングの名曲『漕げよマイケル 』が快調に船出しました。
『漕げよマイケル 』の原曲は旧約聖書の出エジプト記のヨルダン川下りを元にした黒人霊歌と言われています。
ロックンロールとは一線を画す爽やかさで、全米チャートでは一位まで駆け上がりました。

また、永らくベストテンに座っていた『ポケット・トランジスタ』は今週限りで両番組から姿を消すことになります。

↓はハイウェイメンの『漕げよマイケル 』 YOUTUBEより

ポップス・ベストテン 1961年11月 その2

2013-11-09 06:01:29 | ポップス

『今週のベストテン』1961年11月11日
①コーヒー・ルンバ ウーゴー・ブランコ楽団
②悲しき街角 デル・シャノン
③峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
④月光のノクターン ディック・ジェイコブス楽団と合唱団
⑤悲しき足音 スティーブ・ローレンス
⑥トラベリン・マン リッキー・ネルソン
⑦ポケット・トランジスタ アルマ・コーガン
⑧九月になれば ボビー・ダーリン楽団
⑨小さな悪魔 ニール・セダカ
⑩嵐の季節 エルヴィス・プレスリー

『今週のヒットレコード』1961年11月12日
①悲しき街角 デル・シャノン
②九月になれば ボビー・ダーリン楽団
③トラベリン・マン リッキー・ネルソン
④涙のムーディ・リバー パット・ブーン
⑤あなたと二人で コニー・フランシス
⑥ポケット・トランジスタ アルマ・コーガン
⑦電話でキッス ポール・アンカ
⑧峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
⑨ダムダム ブレンダ・リー
⑩コーヒー・ルンバ ウーゴー・ブランコ楽団

『今週のベストテン』の上位は変動がありませんでしたが、『太陽の誘惑』に代わって
プレスリーの映画主題歌『嵐の季節』がトップテン入りしました。
しかし、『嵐の季節』はこの週限りのマイナーヒットに終わります。
また、ニール・セダカの『小さな悪魔』も今週限りとなりました。

一方、『今週のベストテン』でトップを独走中の『コーヒー・ルンバ』なのですが、
『今週のヒットレコード』ではこの週を最後にトップテンから落ちてしまいます。
また『峠の幌馬車』も同様に圏外に去っていきます。

↓はニール・セダカの『小さな悪魔』 YOUTUBEより

『祈り』 ロベルト・デルガード楽団

2013-11-04 12:41:16 | 絵画・イラスト

前記事でロベルト・デルガード楽団の『祈り』を取り上げました。



その『祈り』のイメージイラストがありますのでもののついでに貼っておきます。




『祈り』といえば、何と言ってもロベルト・デルガード楽団の演奏なのですが、
ミゲル・アセベス・メヒアのボーカルも素晴らしいのでこちらも貼っておきます。

↓はミゲル・アセベス・メヒアの『祈り』 YOUTUBEより