港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

2016-01-31 15:59:07 | 唱歌・童謡・日本のうた



作詞作曲 不詳

雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ
降っては降っては ずんずん積る
山も野原も 綿帽子かぶり
枯木残らず 花が咲く

雪やこんこ 霰やこんこ
降っても降っても まだ降りやまぬ
犬は喜び 庭駈けまわり
猫はこたつで丸くなる

YOUTUBEより


我が家の猫二匹も 寒い日は家の中で一番暖かい一等席を奪い合っています。
一等席はエアコン吹き出し口の真下、次いでホームコタツの中がお気に入りのようです。
なぜかストーブの前は人気がありません。
就寝時にこれらのスイッチがオフになると布団の上や布団の中にもぐり込んできます。





とうだいもり

2016-01-30 15:35:24 | 唱歌・童謡・日本のうた

とうだいもり

勝承夫 作詞
イギリス民謡

こおれる月かげ 空にさえて
真冬の荒波 よする小島(おじま)
思えよ
とうだい まもる人の
とうときやさしき 愛の心

YOUTUBEより


原曲はイギリス民謡 ( エドムンド・H・シアーズ作詞、作曲:リチャード・ウィリス作曲 ) となっていますが、
アメリカでは編曲されて讃美歌として唄われています。
戦前には大和田建樹の作詞による『船舶』、佐々木信綱作詞の『助船』などがありましたが、
現在では昭和22年に発表された勝承夫の歌詞で親しまれています。

なお、灯台守は、船舶の夜間航行の道しるべとなる灯台に滞在して管理することを仕事としている人のことですが、
現在では全国の灯台は自動化され無人で維持されていて、灯台守はいなくなったようです。



ちんちん千鳥

2016-01-29 11:18:18 | 唱歌・童謡・日本のうた

ちんちん千鳥

北原白秋 作詞
近衛秀麿 作曲

ちんちん千鳥の啼く夜さは
啼く夜さは
硝子戸しめてもまだ寒い
まだ寒い

YOUTUBEより


大正10年、童謡集『赤い鳥』に発表された子守唄です。
親を探して鳴く千鳥という題材は同じ童謡の『浜千鳥』と情景がよく似ていますね。


スキー

2016-01-28 11:13:13 | 唱歌・童謡・日本のうた

スキー

時雨音羽 作詞
平井康三郎 作曲

山は白銀(しろがね) 朝日を浴びて
すべるスキーの風切る速さ
飛ぶは粉雪(こゆき)か 舞い立つ霧か
お お お この身も かけるよ かける

YOUTUBEより


♪ 朝の早うから、弁当箱さげて~
   となりのオッサンの出て行く姿~
   服はボロボロ 地下足袋はいて~
   帽子は底抜け 頭は100ワット

という替え歌もよく耳にしたものでした。
地域によっては二行目の歌詞が
   家を出てゆくオヤジの姿~
となっているようですが、さすがに自分の父親を卑下できなかったようで、
私の地域では『となりのオッサン』になっていました。



童謡・唱歌の『スキー』はもう一曲あります。
私たちが小学校の音楽の時間で習ったのは↓でした。

作詞 不詳
作曲 下総皖一

ツララ ツツツ 楽しいスキー
雪にふたすじ あとふみつけて
長いスロープ 高い丘
すべりゃ心が はればれ軽い

こちらの曲はYOUTUBEにアップされていないようです。



たきび

2016-01-27 13:56:42 | 唱歌・童謡・日本のうた

たきび

巽聖歌 作詞
渡辺茂 作曲

かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
きたかぜぴいぷう ふいている

YOUTUBEより

昭和16年の作品だそうです。

小さな頃の思い出ですが
都市ガスが普及していなくて七輪が台所の熱源だった昔、多くの家庭では炭を俵ごと買っていました。
そして炭がなくなると、町なかの路地のあちこちでその空になった炭俵を立てて燃やしたものです。
今、そんなことをすれば警察や消防署からキツイお叱りを受けることになるのですが、当時はよく見かけた
冬の風物詩でした。
また、松の内が終わるとしめ縄や門松などを燃やしたりしていましたね。
門松を燃やすと、竹の中の空気が膨張して大きな音をたてて破裂するのですが、
そんな怖さをも楽しみにして手をかざしていたのを思い出します。
風情のある「たき火」や「とんど」はもう見られなくなってしまいました。