港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

『今宵われ酔いしれて』 ファン・ダリエンソ楽団

2018-05-31 15:52:18 | アルゼンチンタンゴ

『今宵われ酔いしれて』 ファン・ダリエンソ楽団
”Esta Noche Me Emborracho” Juan D'arienzo 【YOUTUBEより】 


1928年にエンリケ・サントス・ディセポロが作曲した古典曲で、唄っているのはアルベルト・エチャグエです。
ディセポロといえば、『ジーラ・ジーラ』『メルセ寺院の鐘』の作詞・作曲や『エル・チョクロ』の作詞などで有名ですね。
『今宵われ酔いしれて』はカルロス・ガルデルによって唄われて脚光を浴び、ディセポロの実質的なタンゴ界への
デビューとなりました。

本日の日替わりメニュー(2)

2018-05-30 15:59:19 | 本日の日替わりメニュー

『イェッサリー』(1962) リンダ・スコット
”Yesiree” Linda Scott 【YOUTUBEより】 


Well out of all the boys that I ever knew
I'd like to spend my time with you-hoo-hoo
Yesiree (Yesiree Yesiree)
You're the one for me. (Yesiree Yesiree)
And I want to tell you something baby.
(Yesiree) Yesiree (Yesiree )

リンダ・スコットといえばTV「マツコの知らない世界」のテーマ曲『星に語れば』の方がお馴染みかもしれませんね。
ヒットチャートには登場していませんが、記憶に残るノリの良い曲でした。

本日の日替わりメニュー(1)

2018-05-29 15:49:52 | 本日の日替わりメニュー

先日お知らせいたしましたとおり、「旅の友・シネマ編」は連日のように記事にすることが
出来そうにありません。
一つの記事を書くのに数日かかると思われますので、その「つなぎ」のひとつとして
「旅の友・ポップス編」「名曲セレクション」等で紹介できなかったポップス、インストゥルメンタルなどを
取り上げてみることにいたします。


本日の日替わりメニュー 

『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』 マントヴァーニー楽団
”Fly Me To The Moon” Mantovani Orchestra 【YOUTUBEより】 


さまざまな『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』がありますが、マントヴァーニー楽団の演奏は絶品ですね。

旅の友・ポップス編 (最終回) 『恋人よさようなら』

2018-05-28 17:53:22 | 旅の友・ポップス編

『恋人よさようなら』 レス・バクスター楽団
”Auf Wiedersehen, Sweetheart” Les Baxter 【YOUTUBEより】



「旅の友・ポップス編」は永い旅立ちにあたってその旅の道連れに是非とも携えたいポップスを取り上げてまいりましたが
いよいよこのカテゴリーのエンディングです。
記事数もちょうど四四四と良い区切りになりました。
第一回目の「旅の友・ポップス編」の表紙をロイ・エルドリッジの『スターダスト』で始めましたので、最終回は必然的に
レス・バクスター楽団の『恋人よさようなら』を裏表紙といたします。

この曲は、ドイツのエバーハルド・シュトルヒが、病床の妻のために書いた曲といわれています。その後、1952年に
「イギリス軍の恋人」と呼ばれたヴェラ・リンがこれをレコーディング、1952年の7月第2週から9月第1週まで連続9週
に渡って全米No.1の大ヒットになりました。
日本でのヒットの記憶はないのですが、1952年の11月にレス・バクスター楽団がこれをカヴァー、その年の年末に
スタートしたラジオ神戸(現在はラジオ関西)の【電話リクエスト】のエンディング曲として取り上げられたことで関西圏の
洋楽ファンに愛される一曲となりました。

Auf wiederseh'n auf wiederseh'n
We'll meet again sweetheart
This lovely day has flown away
The time has come to part
We'll kiss again, like this again
Don't let a teardrop start
With love that's true I'll wait for you
Auf wiederseh'n sweetheart
Auf wiederseh'n auf wiederseh'n
We'll meet again sweetheart
This lovely day has flown away
Auf wiederseh'n sweetheart


  ****


長らく「旅の友・ポップス編」にお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。

この後ですが、無謀かもしれませんが体力と気力があれば引き続きましてこのブログの集大成として
「旅の友・シネマ編」を思案中です。
ただ、「旅の友・シネマ編」は資料の整理などかなり手間暇かかりそうなので連日の掲載という
わけには参りません。
従いまして、「旅の友・シネマ編」は記事が仕上がった都度上げようと思っております。
その間は、アルゼンチン・タンゴ及び「旅の友・ポップス編」等で掲載できなかったポップス、インストゥルメンタルなど
を取り上げつつ、私のイラストを画像庫にて整理しておきたいと思っています。

繰り返し申し上げていますように、偏見に満ちたワガママなブログですが、是非ご寛容に
閲覧いただけますようお願い申し上げます。





旅の友・ポップス編 (442) 『悲しき少年兵』

2018-05-27 02:46:33 | 旅の友・ポップス編

『悲しき少年兵』 ジョニー・ディアフィールド
”Lonely Soldier Boy” Johnny Deerfield 【YOUTUBEより】


「旅の友・ポップス編」を締めくくるにあたり、私が最初にフルで覚えた思い入れの強い一曲を上げておきます。
高校生時代に何かあればいつもこの曲を唄っていましたので、ある意味私のテーマソングでもありました。
この曲は1959年にジャック・ローズが作詞しジョニー・ファリンが作曲したいわゆるロックン・ロールです。
唄っているジョニー・ディアフィールドは本国では全くの無名の歌手でしたが、当時タイトルを「悲しき○○」とすれば
必ずヒットするという波に乗り、また “Good-by my darling Good-by” のフレーズが大いに受けて爆発的なヒット曲に
なりました。

【今週のベストテン】においても1961年1月最終週に10位で初登場、その後11週連続ベストワンに輝き1961年7月3週
までの長期にわたってランクイン、同番組の年間3位となるメガヒットになりました。
歌詞の内容は、恋人を残して海兵隊に入った17歳になったばかりの少年兵がその任務に赴くが、恋人が心変わり
したのではないかとの不安に駆られ、その後除隊して港に戻ったが彼女の姿はなかった、という悲しい物語となっています。

A few manths back a young man
who had just reached sevnteen
Waved“Good-by”to the girl he loved
he had become a Marine
As he walk down the dock with his head up in the are
carrying his shoulders high
He head from the crowd a faint little wisper
“Good-by my darling Good-by”

この曲の出足はエディー・フィッシャーの『愛しのシンディ』によく似ていますね。