風に吹かれて(Breath of Nature)

山歩きにBike、忘れかけたflyfishing、季節の匂いや風を追って遊びたいお気楽男の雑記帳

お帰りスマートキー

2022-08-06 18:25:26 | Bike
7月末日、一週間ぶりのプチツーに出掛けた。
最高気温予報は35度、昨年は38度でも走っていたので問題ない。
宮ケ瀬から清川、七沢、伊勢原方面を走った帰り道、宮ケ瀬手前の土山峠に
入ったところでスマートキーとの通信が途切れたことを示すインジケーターランプが点滅していることに気が付いた。

電池切れにはまだ早い・・・ということは・・・・・!
ジャケットの左ポケットを見るとなんとファスナーが全開状態に!!
手を入れるとそこにあるはずのスマートキーが自宅のキーと共に消えていた!!!
”落とした!!” 走りながらも頭の中は通り過ぎて来たコーナーのイメージを思い出しながら落とした場所を推測していた。

この時は車もバイクも少なく進む道は貸切り状態。スピードアップしてコーナーを攻めていた時、左カーブで深くバンクした際に開いていたポケットから滑り落ちたのに違いない。
いい歳してコーナーを攻めたりするからだと神様の忠告が聞こえた気がした。
力なく1、2km走ったところでUターン。
往復で走った数え切れないほどのカーブを速度を落としながら路肩中心に目を凝らす。
かなり疲れたが見つからず、諦めて家路に着いた。

スマートキーを失っているので万が一エンジンがストップしようものなら二度とエンジンをかけられなくなる。
そうとなると緊張するもので、ひやひやもので帰宅した。

早速、走ったコースの管轄警察署へ遺失物届をオンライン申請した。
また申請しなくても拾われて届けられた拾得物を参照することも可能で、
日付と場所、落とし物の種別等を選択すると情報が見られるようになっていた、デジタル化で便利になったものだと思う。

当日から翌々日まで毎日何度も検索してみたが、見つからない。
すると三日目になって申請しておいた警察署から連絡があり、似たものが届いているという。
少し時間がかかったが付けていたキーホルダーの特徴がほぼ一致したため、
後日警察署へ確認に行くことになった。
その場でスマートキーによる起動確認できれば返還されるとのことなのでバイクで行く必要がある、スペアキ―はあるのでよかった。

当日、問題なく確認処理されて失くしたスマートキーは無事手元に戻ってきた。届けてくれた人は散歩中に道端に落ちていたのを拾い、まだきれいなスマートキーで落とした人はさぞかし困っているだろうと警察署へ行ってくれたらしい。
良い人に拾われてよかった。

そして何と言っても、付けていたキーホルダーは32年乗ったHarleyDavidsonのオーナーズグループが年一回冊子と共に送ってきたグッズの一つで、愛着があり、バイクは既に手放したので自分にとっては宝物。
年々、うっかりミスが多くなってきているのでこのようなことが無いように気をつけなければと再認識した出来事でした。