ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の前掛け

2024-05-01 21:18:15 | 水戸

  どれも以前見たものですが、水戸で撮れた前掛けをいくつか並べてみます。
 酒蔵などで使われる前掛けは、前垂(まえだ)れや帆前掛けともいわれるそうです。厚い綿の布を使い、丈夫でシンプルな形をしていて、「和」を感じさせる前掛けは、好んで使う人も多いようです。

 

店頭展示(中村商店 末広町2-1-14)
 中村商店は、建設資材を扱う店のようです。丈夫な厚布は、昔の仕事がいかにきついものだったかをあらわしているのかもしれません。重い袋などをかつぐ時には、前掛けの前布を肩にはね上げてかけたようです。(撮影 R4/8)

 

節分の露店(水戸八幡宮 八幡町8-54)
 ダルマ販売の露店脇にかかっていました。チャックのついたポケットが2つある現代型で、露店販売品卸店の前掛けのようです。お金などを入れるのにむいているのでしょう。(撮影 R5/2)

 

ヤルヴィマルケッティ(千波公園ふれあい広場 千波町)
 ヤルヴィマルケッティは、フィンランド語で「湖の市場」という意味だそうです。水戸青年会議所の企画した市のようでした。前掛けは、3.11で被災した東北三陸沖沿岸地域にライブハウスを建てようという運動で作られたようです。(撮影 R5/12)

 

水戸黄門寸劇(京成百貨店前 泉町1-6-1)
 最近引退したという黄門さまと、一座の人たちが京成百貨店前でおこなっていた寸劇で、清酒一品のハッピと前掛けという町人役らしい人がいました。私のイメージでは、普通の前掛けというと、藍染(あいぞ)めした前布に、表赤、裏白の紐がついたものです。写真の前掛けなどはその典型でしょう。(撮影 R5/7)

 

子ども食堂(南町1-2-26)
 子ども食堂のおにいさんらしい人が、ゴボウの前掛けをしていました。そうとう使い慣らした前掛けのようで、ジーンズ同様にかっこよさそうです。水戸市の飯富、国田あたりはゴボウの産地のようです。(撮影 R5/12)

水戸のハッピ

コメント
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