思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

今日の予定はノープラン! なので基隆へ行ってみた 陽明海洋文化芸術館 港町

2024-05-07 07:37:54 | 2024年の旅行記(海外旅行)
夜は日が変わった0時頃に寝たのですが夜中にスマホがビービー鳴って「地震です、地震です!」と日本語で。画面には中国語で何やら書いてるなと見始めるとユラユラ揺れる。震度3か4くらいか、激しい揺れではなく本当にユラユラ。急いでテレビを点けるもニュースチャンネルを見ても地震速報とかがないのはなぜ?深夜だから?花蓮地震の余震は致し方ない。落ち着いたので再び寝る。

この地震と日本の能登の地震と比較して「日本政府の対応が遅い!」と自民党批判の材料にしているのが散見されるが、そもそも権力が違う。台湾の総統は日本の総理大臣とは比べ物にならない権力というか決定権がある。だから傾いた建物を危険だからと同意なしに解体することができる。日本は財産権があるので同意しないとできない。あと、なにかにつけて「台湾に支援を!」と騒ぐのにも虫唾が走る。じゃあ能登はどうなってもいいのかね?



8時頃に地下1階の朝食会場へ。ルームキーを見せると係は日本語で「ごゆっくり!」。あとから来た人にも大半にごゆっくりと言っているので日本人客だらけなのがわかる。隣の部屋では7時前から男女の会話が煩いし、エレベータではかわいい日本人女子3人組と一緒になる。



朝食ですが魯肉飯の用意があったけど鍋が空っぽ…。追加は無いようでお粥とした。食後9時にチェックアウト。



きょうは野球の試合がありますように…。さてどこへ行こうか、極めてノープラン。ひとまず近くの大同大学前からバスに乗って台北駅へ。大同大学とは名古屋みたいだな。





台北駅の天井高くて広いホールが好きだ。以前は大きな広告があったり、パタパタ式の出発案内があったけど見当たらず。それできょうの予定をいま決めた!基隆へ行こう。海が見たくなったし、台北から基隆は札幌観光のついでに小樽へ行くのに似ていると思う。



9時38分発の基隆行きに乗ろう。



おっ!券売機が新しくなっているね。クレジットカードも使えるようになっている。悠遊カードで乗るから使わないけどさ。チャージもまだ足りている。



ホームに降りると臨時の莒光号が発車。サイクルトレインで車内の半分の座席が取り払われて自転車固定のホルダー?が設置。6両編成で4両はカラで2両だけに乗っていたが、恐らくは駅毎に販売する車両があるのだろう。台湾にはまだまだ客車の旅が楽しめる、東芝府中ではE500という新型機関車を量産中で南武線を甲種輸送で走っているしね。線路幅も一緒です。



通勤電車は流線型の8両編成でトイレ付。量産先行車は日車製。ロングシートだけど座り心地はいいかも。



45分ほどで基隆に到着するのも札幌と小樽の関係に似ている。





線路は行きどまり、半地下な駅になって機関車けん引の客車は入線不可になった。



北口改札は簡易式の改札機のみで窓口は閉鎖されて誰もいない。紙の切符は素通りで。台湾の場合、紙の切符は領収書代わりとして使うので持ち帰りが多いのでこれでいいのかも。自動改札機があっても回収しないで戻ってきます。









駅を出ると目の前は海!潮の香りがいいね。



大型客船ターミナルは発着が無いので閉鎖中。窓越しに覗けば日本語の表記も見えます。



かつての駅構内は緑地化されて信号扱所だけは保存されております。日本統治下から使われていた建物で基隆市の文化財として保存されることは決まっているが活用法は決まってないらしい。



かつての1番ホームの上屋も残っててイベント会場。





駅前には日本統治下から残る建物が多数あり、ここに入ってみる。陽明海洋文化芸術館とあり海洋博物館らしい。入館料は150元とあったが受付のオバサンが「日本から来たのですか?100元でOKです」と流暢な日本語で。チケットと一緒にここの名前が入ったカートリッジ式インスタントコーヒーを貰った。来場記念品でしょうか。





海洋博物館ではなく陽明海運による企業博物館でした。しかしこの建物は日本郵船基隆支店だったというからいまも昔も海運会社には違いない。やはり台湾は過去を否定しないのがよい、日本が統治したからインフラ整備されて識字率もあがって教育レベルが高いと考える。



この船で大陸から故宮博物院の宝物を運んだという。







時々、案内ボランティアらしいオッサン(元はこの会社の船乗りでしょう)がなにやら話しかけて案内をしたがるが、私が日本人とわかると大人しくなった。日本語はわからないのでしょう。それに説明は大丈夫、言葉が分からなくても見ればわかるからね。日本も台湾もこの手のものは変わらない。



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