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よしなしごとを>トランプ大統領「勝利が盗まれた」と裁判を起こしまくるも、分が悪い

2020年11月11日 23時30分44秒 | 国際情勢のことなど


自分の勝利が盗まれている」として、選挙結果を受け入れていないトランプ大統領は、11月11日、新たにミシガン州を訴えた。顧問弁護士ジュリアーニ氏は、ツイッターで「何万という票が無効になるはずで、皆が驚くはずだ」とつぶやいているが、根拠ははっきり示していない。

  トランプ陣営は、選挙の接戦州を中心にいくつも裁判を起こしているが、いずれも根拠が不明なものが多い。実際、これまでのところ裁判結果は陣営にとって芳しいものではなく、バイデン氏との5万票以上の差を縮める効果はあまりないようだ。 

 ネバダ州の集計用マシーンの精度が悪く、開票の差し止めを求めた件は、連邦裁判所に拒否された。ジョージア州で不正に50票が集計されたとされる件も証拠がないとして却下。

ミシガン州で公平さに欠けるとして集計停止を求めた裁判も、やはり却下されている。  

ペンシルベニア州では、死者の投票用紙が使われたとしたが、証拠が見つかっていない。選挙立ち合い人が十分に監視できなかったとして集計停止を訴えたが、連邦地裁に退けられた(ただし、投票日を過ぎてから到着した票の扱いについては一部認められた)。

  アリゾナ州では、油性ペンで記入した投票用紙が拒否されたとするが、根拠がないとしてこちらも却下されている(ただし、不正により180票が未カウントとした件は、証拠が揃えばヒアリングがおこなわれる)。

  こうしたなか、テキサス州の副知事(共和党)は、選挙の不正を告発した者に対して、最高100万ドル(1億円強)の報償金を出すと宣言。 

 また、ジョージア州の州務長官(共和党)は手作業で票を数え直すと発表している。手作業による再集計は、民主党のアル・ゴア氏を破りブッシュ大統領が誕生した2000年にもおこなわれたが、再集計で大きな変化が出るのは稀で、平均0.024%程度しか差が出ないという。

  ニューヨーク・タイムズはすべての州の選挙管理人の代表者に連絡したが、勝利を盗み取るような不正は確認されていないと報じている。どうにもトランプ大統領の分は悪そうだ。  

本来ならこの時期、新政権の担当者が国防総省などの部屋を借りて政権移行の準備に取りかかる。しかし、ホワイトハウスが政権移行の手続きをブロックしているため、バイデンチームは政府の担当者らと正式に話し合えていない。  日本など諸外国と話し合う際も、国の安全な通信システムや通訳を使えないという。こうした逆境のなかで、バイデン氏は人脈を駆使し、日本の菅首相をはじめ、EUやオーストラリア、韓国などの政権トップと次々に話し合いを進めている。 

 一方で、ロシアのプーチン大統領、メキシコのオブラドール大統領、ブラジルのボルソナーロ大統領、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長、中国の習近平総書記らはまだ沈黙を続けている。

  トランプ大統領のツイッターは「WE WILL WIN!(私たちが勝つ!)」 など強気の一点張りで、敗北を認める雰囲気はない。この膠着状態はもう少し続きそうだ。 (取材・文/白戸京子)


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【菅首相】任命拒否 学者6人が政府を訴えることは可能なのか> 答えはYES!

2020年11月11日 23時30分40秒 | 政治のこと
日本学術会議が推薦した6人の任命を拒否したことについて、「法に基づいて適切に対応した結果だ」「総合的、俯瞰的活動を確保する観点から判断した」「多様性が大事だ」――と、説明を次々に変えている菅首相。

 完全に説明不能に陥っている。しかし、どんなに「任命拒否は違法だ」と批判されても、<公務員の選定>は<国民固有の権利>と定めた憲法15条を根拠に「適切に対応した」と突っぱねるつもりだ。とうとう、ネット上では「裁判で白黒つけるべきだ」との声が飛び交い始めている。

 菅サイドは、裁判になることを恐れているという話も流れている。学術会議は菅首相を訴えるのか。日刊ゲンダイが学術会議の事務局に「任命拒否の取り消しを求める行政訴訟を起こす考えはないのか」と質問すると、「学術会議は国の機関なので国を訴えられない」とのことだった。

ただし、任命拒否された学者6人が国を訴えることは可能だという。成蹊大教授の武田真一郎氏(行政法)はこう言う。

「事務局が言う通り、日本学術会議は国の機関なので法律の規定がないと国を訴えることができません。ただ、違法な任命拒否処分を受けた公務員は処分の取り消しを求める訴えができます。同じように任命拒否された6人は任命拒否が違法だとして処分の取り消しを訴えることができると考えられます。6人は、違法な任命拒否によって、本来、就け得た会員の地位を奪われ、報酬も得られなかったわけですからね」

 裁判になったら、どうなるのか。菅政権が窮地に追い込まれるのは間違いない。元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士がこう言う。

「裁判所は、任命権者の菅首相には裁量権がある。ただし裁量権の乱用は認められない、という考え方に立つはずです。例えば、降格人事を受けた公務員が役所を訴えた場合も、裁判所は『人事権は役所にある』という考え方を前提に、誰が見ても不当な人事に対しては、違法だと判断を下します。もし、6人の学者が国を訴えたら、争点は人事権の乱用があったかどうかになるでしょう。訴えられた政府は、任命拒否した理由の合理的な説明が求められる。総合的、俯瞰的といった理由では、裁判所は納得しないでしょう。任命拒否した理由を合理的に説明できないと、政府は裁判で負ける可能性があります」

 学者6人は、裁判で白黒つけることも考えた方がいいのではないか。

日刊ゲンダイ
2020/11/03 06:00 

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このことも>声優の富田耕生さん死去 84歳 初代ドラえもんやバカボンのパパなど

2020年11月11日 23時15分46秒 | 訃報のこと

サイトでは「弊社所属俳優 富田 耕生 儀(享年84)令和2年9月27日 脳卒中のため急逝いたしました。ここに生前の皆様からの御厚誼に心より深謝いたします」としている。

 富田さんは、1973年に放送されたアニメ『ドラえもん』でドラえもんの初代の声を務めたほか、『平成天才バカボン』のバカボンのパパや『名探偵コナン』の鈴木次郎吉、『カンフー・パンダ』のウーグウェイ導師などを担当。洋画の吹き替えやバラエティー番組のナレーションでも活躍した。


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こんなことも>トランプ氏容体「48時間が鍵」 側近指摘、2日に酸素吸入か

2020年11月11日 23時15分14秒 | 国際情勢のことなど
【ワシントン時事】新型コロナウイルスに感染し入院したトランプ米大統領(74)について、メドウズ大統領首席補佐官は3日、米メディアに病状は予断できないとして「次の48時間が非常に重要だ」との認識を示した。専属医は記者会見で体調の良さを強調したが、依然楽観できないという見方が強まっている。

トランプ氏、再選にらみ景気回復前のめり コロナ感染防止には消極的
     トランプ氏は3日、ツイッターに約4分間の動画を投稿。病状について「次の数日はどうなるか分からない。正念場になる」と述べた。「体調は良くなり始めた」とアピールし、「きっと良い結果になる」と回復に決意を示した。

 メドウズ氏は、健康状態に関するいくつかの数値が過去24時間「とても憂慮すべき」状況だったと指摘。「完全な回復への道筋はまだ見えていない」と明かした。
 また、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)はトランプ氏が2日にホワイトハウスで息苦しくなり、酸素吸入を受けたと伝えた。このことが入院の判断につながったとしている。

 3日に記者会見したコンリー医師は、トランプ氏が酸素吸入を受けたか再三質問された。しかし「今この時点では受けていない」などと述べ、明確には否定しなかった。
 コンリー医師は会見で、発熱や呼吸の困難はないとし、心臓、腎臓、肝機能などは「すべて正常」と説明。治療薬「レムデシビル」の投与を5日間継続する計画を明らかにする一方、退院時期は慎重に見極める考えを示した。 
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準中型免許あるのに原付取得 山梨で29歳男逮捕

2020年11月11日 23時00分49秒 | 社会のことなど


準中型運転免許を持っているにもかかわらず原付免許を取得したとして、山梨県警韮崎署は9日、道交法違反(免許証不正取得)の疑いで甲府市住吉、アルバイト、外山義哲容疑者(29)を逮捕した。 

 逮捕容疑は、神奈川県公安委員会から準中型免許を交付されているにもかかわらず、新たに8月5日に山梨県公安委から原付免許の交付を受けたとしている。  

外山容疑者は6月に改名したが免許証の氏名変更手続きを行わなかったため、山梨県公安委は二重交付に気付かず、外山容疑者は名前の違う2枚の免許証を持っていた。8月27日に同県甲斐市で交通事故を起こした際、警察官に前の名前の免許証を提示したため判明した。  

「不正取得したことは間違いない」と容疑を認めている。準中型免許があればミニバイクは運転できるが、なぜ原付免許を申請したかなどについて詳しく調べる。


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