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保健所が厚労省に「2類指定を外して」 体制の見直しで医療逼迫は一気に解消へ

2022年10月30日 06時03分42秒 | 感染症のこと 新型コロナウイルス
働いている人が減ったとは感じない」
世論に流され……


12/24/2020

 12月8日、全国保健所長会が厚労大臣宛てに「緊急提言」を送っている。新型コロナウイルスは現在指定感染症(2類相当以上)の扱いだが、これを緩めてほしいというものだ。メディアは保健所の逼迫を受けて「医療崩壊だ」「外出するな」と叫ぶが、本当に必要なことは指定感染症2類扱いの見直しではないのか。



 連日ワイドショーで紹介される医療関係者の悲鳴を聞くかぎり、全国の病院がいまにも崩壊しそうに感じられるが、はたしてそれは実態なのか。医師や看護師が次々と退職したと話題になった、大阪市の十三(じゅうそう)市民病院の前で、何人かの来院者に話を聞いた。 

 ご主人が肝臓がんで入院した80代の女性は、 「5階に入院してから主人と会えていません。着替えをもってきても渡すのは看護師さん。妻の私でも主人と会われへんのは、コロナ対策いうことみたいですわ。要は、コロナの人が大勢いるから健康な人はなるべく来ないでくださいねと。私も来るのは嫌ですけど、仕方ないですわ」  

持病があって通院する70代の女性は、 「ここから入ってください、院内ではこの動線に沿って動いてください、というようになっています。でも主治医の先生が替わったとかはないですね。働いている人が逃げ出したという報道も見ましたが、働いている人が減ったとは感じません。ただ、検査技師とかが結構やめてるみたいやね」

医師「若者にとってはただの風邪」

 物々しい雰囲気は伝わるが、コロナ患者を受け入れると、どう負担がかかるのか。関西の開業医が語る。 

「11月から、うちもPCR検査をしていますが、大きくは告知していません。コロナが疑われる患者さんの来院時は、職員に下がってもらい、私一人で検査を行います。指定感染症2類相当として扱われているので、一般の患者と動線を分ける必要もあり、行うのも昼休みか夕方の診療後です。職員の安全確保や消毒の手間を考えると大変です。うちが認定機関に手を挙げたら、翌日には契約書が送られてきたから、自治体もコロナを受け入れる医療機関を増やしたいのでしょう。しかし、うちも1月以降、患者は3割ほど減っていますし、知り合いの小児科は10分の1にまで減っている。そういうなか民間医療機関が受け入れるのは難しい」  

そして、つけ加えた。 「現場の医師の感覚で言えば、コロナは若年者にとってはただの風邪です」 


この開業医の話からは、コロナ患者を受け入れると、たしかに病院は大変な状況に陥る、しかし、言われているほど怖い病気ではない、という二つのことがわかる。では、いま行うべきはなにか。医師でもある東京大学大学院法学政治学研究科の米村滋人教授は、 「医療逼迫の真の原因は、日本の医療体制そのものにあります」  と言って、説く。 


「日本では医療法上、病院の監督権限をもつ都道府県知事らが、各医療機関の医療内容に関して直接的な指示や命令を行うことは認められていません。だから、公的医療機関に対しては国や自治体が事実上指示できても、民間に対しては要請しかできません。

このため、ほとんどが公的医療機関であるイギリスやフランスと違い、民間病院が81%を占める日本ではいま、一部医療機関に負担が集中し、医療従事者が疲弊する事態になっています。また、医療機関に人員を派遣するなどの公的措置もなかったので、各医療機関は内部で人員をやりくりし、不慣れな者も含めてコロナ患者の治療に当たることを余儀なくされ、医療従事者間にも負担の偏りが生じています」

  そして、こう訴える。 


「政府も分科会もGoToに予算を割き、感染者が増えたら一時停止にするなど、その時々の感染状況に踊らされた、近視眼的な対策に終始しています。ここまでわかることが増えても、相変わらず場当たり的な対応しかしないなら、専門家として失格です。必要なのは半年先、1年先を見据えた具体的な提言。医療崩壊を防ぐために、コロナ受け入れ病院に人員を派遣した医療機関や個人に給付金を支払うなど、医療資源を均衡化するためのお金の使い方が必要です」



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バイク」「たばこ」「軽乗用車」たどり捜査9年…「王将」社長射殺、組員逮捕へ

2022年10月29日 10時03分03秒 | 事件と事故

バイク」「たばこ」「軽乗用車」たどり捜査9年…「王将」社長射殺、組員逮捕へ


10/28(金) 2:02配信
169コメント169件

大東社長が殺害された現場(A)とたばこの吸い殻が落ちていた通路(B)(2013年12月、京都市山科区で)

 中華料理チェーン「餃子(ギョーザ)の王将」を展開する会社の社長が京都市の本社ビル前で射殺された事件で、容疑者として浮上したのは、特定危険指定暴力団工藤会系組員の田中幸雄容疑者(55)だった。今年12月で事件発生から9年。捜査は重大局面を迎えた。


 王将フードサービスの社長だった大東(おおひがし)隆行さん(当時72歳)が本社ビル前の駐車場で銃撃されたのは2013年12月19日早朝。運転してきた車を降りた直後に撃たれたとみられ、発射された4発全てが急所に命中した。



銃の扱いに慣れたプロの手口だ」(捜査幹部)。そんな見方を強めて、初動捜査を進めた。

 京都府警が着目したのは現場から走り去ったバイクだ。近隣の防犯カメラ映像をたどる「リレー捜査」で、14年4月、約2キロ先のアパート駐輪場で乗り捨てられたホンダ・スーパーカブを見つけた。射殺事件の2か月前に京都府城陽市内で盗まれた車両で、そのハンドルから銃を撃った際に残る硝煙反応が検出された。

 アパート駐輪場の近くにはナンバープレートが付け替えられた不審なミニバイクも放置されていた。これは京都市伏見区の飲食店で盗まれたもので、2台が盗まれたのは同じ日だった。飲食店の防犯カメラには、福岡・久留米ナンバーの軽乗用車から降りた人物が盗む様子が映っていた。


 府警が逃走用バイクの調達に軽乗用車を使ったとみて、その所有者の交友関係を調べる中で、名前が挙がったのが田中容疑者だった。田中容疑者と所有者は同郷だった。
           ◇
 府警が当初から重要な証拠とみていたものがある。現場近くの王将本社別棟脇の通路に落ちていたたばこの吸い殻だ



 犯人は通路にバイクを止めて、たばこを吸いながら大東さんが出勤してくるのを待ち伏せしていたのではないか――。

府警はそう見立て、通路から発見した数十本の吸い殻の付着物のDNA型を調べ、社員らのものと1本ずつ照合した結果、誰が吸ったのかわからないものが残された。


その吸い殻の付着物のDNA型と、田中容疑者のものが一致したのは15年6月頃。捜査は一気に進展するかに見えたが、たばこだけでは第三者が現場に捨てた可能性が排除できなかった。

 府警は、火災の専門家に吸い殻の詳細な鑑定を依頼。事件当時、現場では小雨が降っており路面はぬれていた。専門家は、吸い殻の消え方や過去の研究データなどから、「ぬれた現場通路で消されたたばこであると推定できる」との鑑定結果をまとめた。田中容疑者が現場でたばこを吸っていたことを示すものだった。

 この鑑定結果を最近になって得た府警は、田中容疑者が事件に関与した疑いを強めた。

殺人容疑、立証にはハードル

 しかし、たばこの吸い殻は田中容疑者が現場にいたことを示せても、大東さんを射殺したことを示す証拠にはならない。殺人容疑での立証には高いハードルがあるとみられる。

 また、大東さん個人と田中容疑者や工藤会との接点も確認されていない。府警は、田中容疑者はあくまで実行役で、何者かから指示を受けた疑いがあるとみている。

 その中で府警が注目しているのが、王将フードサービスを巡る不適切な取引だ。

 15年12月に暴力団組員が事件に関与した疑いが報じられたことを受け、反社会的勢力との関係を調べるため、同社が事件後に設置した第三者委員会は16年3月、報告書を公表。同社が05年までの10年間に特定の企業経営者と総額約260億円に上る不適切な不動産取引などを繰り返し、うち約200億円が王将側から流出、約170億円が回収不能になったことを明らかにしている。

 大東さんは、こうした不適切取引の解消を進め、13年11月に内部報告書をまとめていた。しかし報告書は公表されず、その1か月後に大東さんは殺害された。

 府警は田中容疑者から詳しく事情を聞き、事件の背景を含めて慎重に捜査を進める。

コメント (2)
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王将社長射殺で男に逮捕状 工藤会系組関係者

2022年10月28日 07時17分14秒 | 事件と事故
王将社長射殺で男に逮捕状 工藤会系組関係者


2022/10/28(金) 06:46:55.

2013年12月、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん=当時(72)=が射殺された事件で、特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)系組関係者の男(55)が事件に関与した疑いが強まったとして、京都府警が殺人と銃刀法違反の疑いで逮捕状を取った。27日、捜査関係者への取材で分かった。

 全国チェーンの企業トップが標的にされた事件発生から9年近く。背後関係を含め全容解明につながるかどうかが焦点だ。

 事件は13年12月19日午前5時45分ごろ発生。出勤した大東さんが京都市山科区の本社前駐車場で車を降りた直後、何者かに腹や胸を撃たれた。

 共同通信 2022/10/28 01:07 (JST) 


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男に狂ってた」3歳女児が自宅で餓死! 8日間放置の末…逮捕の母親は男性に会いに旅行へ

2022年10月28日 03時03分03秒 | 女と男のこと
保護責任者遺棄致死の疑いで母親を逮捕

(FNN プライムオンライン)

誕生日ケーキを前にピース姿で写る女の子…梯稀華ちゃん、3歳。 別の写真には、お母さんと一緒に楽しそうに笑っている様子が写っている。 【画像】3歳の女の子が餓死…ありし日の笑顔、母親との2ショットも しかし、7月7日午後4時半すぎ、梯稀華ちゃんの母親・梯沙希容疑者(24)が、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された。



7/8/2020

稀華ちゃんは8日間放置されていた

梯容疑者は6月、稀華ちゃんを東京・大田区の自宅に放置したまま、知人の男性に会うため、8日間 鹿児島へ出かけていた。 沙希容疑者が旅行から帰宅した後、稀華ちゃんの異変に気が付き119番通報したが、搬送先の病院で死亡が確認された。 救急隊が駆けつけた際、稀華ちゃんは奥の部屋に敷かれたマットレスに横たわっていた。 梯容疑者は、稀華ちゃんに十分な食事を与えず、餓死させた疑いが持たれている。また事件前にも、稀華ちゃんを自宅に放置し、度々出かけていたという。


「男に狂って」育児放棄か
2019年の年越しを、都内の飲食店で知人たちと過ごしている様子がこちら。 ーー最後に来たのは? 梯容疑者行きつけの飲食店関係者: 年末の年越しパーティーをした時に、顔を出してくれた。人柄としては、明るいキャラの子で、いつもニコニコしてる。(子供については)一度もそういう話を聞いたことなかったので、(子どもが)いるとは思わなかったですね その一方で、梯容疑者は稀華ちゃんを連れてよく近所のコンビニに行っていたという。 

ーー親子の様子は? 梯容疑者がよく訪れていたコンビニのオーナー: 普通の可愛がっているママですよ。(梯容疑者を見たの)1カ月くらい前だったかな、ぼーっと来た時に元気がなかったから。それも(梯容疑者)1人だったから また、梯容疑者を知る別の女性は…

 梯容疑者を知る女性: 「旦那がいる」ってずっと言ってたんで、でも一回も会ったことない。今思えば、男に狂ってしまったんだなって 24歳の母親が周囲に見せていた2面性。 発見されたとき、稀華ちゃんの体重は、同じ年頃の子供より3キロほど少ない状態だった。


どう社会が「親育て」するか
加藤綾子キャスター: 本当に信じられない事件がまた起きてしまいましたね 

別所哲也氏: 同じような事件、ニュースを聞くたびに胸が痛くなります。全くかばうつもりになれないですけど、24歳の女性がどういう状態で子育てをしていたのか。こういった親を、”どう社会が親育てするか”ということも、やっぱりどこかに置いておかないと、同じような事件が起きてしまう。付き合っていた男性が、もしお子さんが相手にいることがわかっているのなら、「ダメだよ。じゃあ連れて来なよ」と、好きだったら言ってあげなきゃいけないと思いますよね 

加藤綾子キャスター: 現段階では知人の男性と言われていますけれども、8日間というのが本当に信じられないですね。大切な子、1人の女の子の命がなくなってしまったわけです。社会のあり方も含めて、子どもを守るための仕組み作り、これをしっかりと考えていかないといけないと思います 

男に狂ってた」3歳女児が自宅で餓死!  8日間放置の末…逮捕の母親は男性に会いに旅行へ


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【北海道】弾道ミサイルが来たら 中学校ではどうすれば? 北海道で避難訓練 教室の窓から離れ頭抱える

2022年10月27日 21時03分22秒 | 教育のこと
【北海道】弾道ミサイルが来たら 中学校ではどうすれば? 北海道で避難訓練 教室の窓から離れ頭抱える 


2022/10/19(水) 07:53:22



2022年10月18日19:15



北朝鮮によるミサイル発射が相次ぎ緊張感が高まる中、北海道で弾道ミサイルを想定した住民避難訓練が行われました。

北海道京極町役場で行なわれた訓練は国、北海道との合同で実施されたもので、どこかの国から弾道ミサイルが発射されたという想定で行なわれました。

訓練では午前9時58分に北海道・青森方面にミサイルが発射され、10時1分に「Jアラート」が鳴ったという想定で、飛散物や被害状況の確認など国や道と情報交換したほか、問い合わせ対応など、住民の安全が確保されるまでの初動対応などを確認しました。

午後からは京極中学校の生徒が、Jアラートが鳴った想定で避難訓練を行ないました。

ミサイルに備えて教室の窓から離れ、建物の頑丈な場所で頭を抱えながら身を守ります。

 京極町 梅田 禎氏 町長:「色々な情報がどのように伝わってくるか、不測の事態の対応、手順を確認できたのではないか」 


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