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アメリカ合衆国の合法 ”売春”「RANCH」の実相☆

2024年05月15日 22時08分49秒 | 女と男のこと
RANCH> 『牧場』の意味です 


進む円安、日本人女性の「海外で売春」が問題に…アメリカ合法風俗「RANCH」の意外な実態
3/22(金) 9:03配信






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現代ビジネス
アメリカで唯一認められている売春宿
写真提供: 現代ビジネス


 2023年2月11日、毎日新聞は以下のニュースを報じた。


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<警視庁は1月、30代の日本人女性に米ラスベガスでの売春の仕事を紹介したとして、デートクラブ経営者ら男女3人を職業安定法違反(有害業務の募集)容疑で逮捕した。(中略)ある警察幹部は「円安が進み、『海外の方が実入りが良い』などと女性を誘い出している可能性がある。裏に反社会的勢力がいないかも含め、ブローカーなどはしっかり摘発していく」と強調する。>
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【画像】35歳女性が初めての「女性用風俗」で知った「性の不平等」


 娼婦は日本で客を引くよりも、ラスベガスで仕事をした方が、確かにカネを稼げる。だが、ストリートで男と交渉する行為は非合法だ。当地で春を売りたければ、アメリカ合衆国の法律で認められているRANCHと呼ばれる売春宿と雇用契約を結び、客が支払う半分の金額を雇用主に納めねばならない。


 契約期間は最短で2週間。仕事をする長さは個人によってまちまちだが、その間、自身が寝泊まりするのも、客と寝るのも同じ部屋となる。合法であるから、娼婦たちは掃除が行き届いた建物の中で3食が保障され、安全も確保される。


 アメリカ国籍を持たない人間が米国内で合法的に働くなら、ワーキングビザを持たねばならない。ならばと、日本人がアメリカ大使館に面接予約を取り、「ラスベガスで売春婦になりたいので、ビザを発行して下さい」と申請したところで、呆れられるのがオチだ。海外で働く際の最低限の知識を身に付けていれば、妙なブローカーの囁きに誑かされることなどない。


 アメリカ50州で売春宿の経営が法的に認められているのは、ネバダのみである。1971年に売春宿の経営が合法化され、以後、客にも娼婦にもHIV感染者を一人も出すことなく歴史を刻んできた。今日、同州には19のRANCHが存在する。


 ネバダ州で売春宿を経営するには、住民が40万人未満の郡においてでなければならない。また、娼婦となる女性は18歳以上で、かつ、本人の意志によってRANCHと契約することが必須だ。定期的なHIV検査と性感染症検査も義務付けられ、セックス時には客にコンドームの使用を徹底する決まりもある。


 また、どのエリアにおいても、各種学校や礼拝所から400ヤード(365.76m)以内や、大通りに面した土地で売春宿を経営することはできない。そして、公共の劇場、公道や高速道路、売春が禁止されている郡、市、町にRANCHの広告を載せることも禁じられている。


 RANCHの経営が許可された地域でも、他人を不法に売春させるような勧誘、強制、斡旋は違法である。法に触れた場合は1年から5年の懲役、または1万ドル以下の罰金が科される。


 当然のことながら、合法売春ビジネスにも浮き沈みがある。1980年代前半は同州内に35のRANCHが存在したが、2018年2月の時点で21となり、現在は更に2つ減った。ネバダ州内で最も観光客が訪れるラスベガス近辺の売春宿も、今は3つとなっている。


 筆者は、そのうちの一つであるCHICKEN RANCHに勤務する女性を定期的にインタビューしている。今回は、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の2024年チャンピオンが決まる「スーパー・ボウル」開催の3日前にアポイントメントを入れた。


 アメリカ中が注目する一大イベントがラスベガスで催されるとあって、ハリー・リード国際空港には、記念グッズが並んでいた。試合当日、『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、約33万人の来場者が当地を訪れ、6億ドルの経済効果をもたらすと記した。


 更に、ラスベガス市内に建つホテルの1泊の平均宿泊料金が、2月9日からスーパー・ボウルが行われた2月11日までの間、573ドルに値上がりすることも伝えた。この高騰はスーパー・ボウル史上最高で、昨年の同時期の約215ドルから大きく上昇していると付け加えていた。


 CNNでは、ラスベガス観光庁の最高経営責任者兼社長スティーブ・ヒルの言葉も紹介した。「6億ドルの見積りは、最終的には7億ドルか8億ドルに近づく可能性がある」と。


 米国民がスーパー・ボウルに胸を躍らせる一方、ハリー・リード国際空港で浴びる風は思いのほか冷たかった。天候は曇りだが、気温13度と、一般的な2月のラスベガスよりも寒い。空港でレンタカーを借り、西に向かって走る95kmの道程は、途中から雪景色となった。


 およそ1時間のドライブで、CHICKEN RANCHに辿り着く。ラスベガスの喧騒とは裏腹に、人口40万人未満の郡らしい人里離れた田舎道に、一見モーテルのような平屋が見えてくる。ブザーを押すと、今回も執行役員の男性が迎えてくれた。


 2020年3月中旬から2021年4月末日まで、ネバダ州は全てのRANCHに営業停止を命じている。


 新型コロナウイルス感染拡大の予防策としてだ。パンデミックによってRANCHビジネスは大打撃を受けたが、客足が戻り、2022年夏からの1年間の売り上げは、225パーセントアップだと前回の訪問時に彼は話した。



 【後編】『「子どもには出張と言っている」…アメリカ合法風俗で働く「二児の母」が語る現実』では、CHICKEN RANCHで働く女性に話を聞いた。




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