けさ早くに地元お稲荷さんに朔日参りをすませた。昨は6月の晦日(三十日)、名越の祓(はらえ)として、このお稲荷さんでは大祓の行事として、茅萱(ちがや)でつくった「茅の輪」<下の写真参照>を鳥居の前に設えて、この輪潜りをする。こうして参詣人の厄除けとしている。この梅雨時期は疫病の流行(はやり)でもあった。疫病、厄払いは茅の輪を潜ることでなしたとのこと、民間信仰として今にこうやって残っている。「大金をもちて茅の輪くぐりけり」 波多野爽波 (このリアリズム、愛すべきだと思う。)(日本の歳時記より) きょうより文月・7月、ことしも暑い夏になるのでしょうか、電力不足、節電対策、昔ながらの行水に使ってうちわを使うのも経済の節約にはまた良いことでしょう。1日は旧暦6月1日、富士山の山開き、2日半夏生(竹の節に虫が生ずるので、以後筍を食べないと伝えれれている。)7日小暑、七夕、18日海の日、21日土用丑の日、23日大暑と歳時記はつづく。カミさんと二人帰りにカフェレストランに寄ってモーニングコーヒーをいただいた。<岩殿山荘主人>
<茅の輪くぐり 6:10>
<6:11>
<茅萱でできた茅の輪 6:11>
<6:12>
<けさの空 6:14>