こめやかた 次郎吉倶楽部

【食を楽しむ  生きることを楽しむ】
忙しい日々の中シンプルだけど忘れがちなことを大切にしていける次郎吉米仲間の輪

太陽の恵み

2009-07-28 | 番頭見習いの徒然なるまま
 桶の中から初めて太陽の下に出した梅。まだ黄色みが強いですね。

土用干しって知ってますか?

塩漬けにした後もんだ紫蘇と合わせて漬けていた梅

土用の間の晴れて太陽が照りつける
そんな日がやってきたら
一粒ずつ桶から取り出して丁寧に干す。
夕方になれば桶の汁の中に戻し
翌朝また一粒ずつ並べて干す。

土用に干すから土用干し。

だから梅干っていうんですね。



ギラギラした日差しで赤く色付き
不思議なことに梅が柔らかくなるんです。

そして一日に少なくても3回ひっくりかえしてやります。

もちろnひっくり返す作業も一粒ひと粒手仕事です。

時々 くずれた梅を お口の中に ぱくっっ
んんんん~ すっぱーい しょっぱーい
うまーーーーーい

完熟した梅の清々しい香りと酸味。

ご飯が何杯でも食べられちゃいます。

毎年たくさんの方から美味しい!とお褒めの言葉をいただいて
大変な作業なのに今年も60kg漬けちゃいました。

だから梅干つくりも家族みんなで楽しみ楽しみながらやっています。

 かなり赤くなってきました。

味のほうは,,,,,
とろっとろ ふわっふわ
今年も最高の出来になりましたよ。