こめやかた 次郎吉倶楽部

【食を楽しむ  生きることを楽しむ】
忙しい日々の中シンプルだけど忘れがちなことを大切にしていける次郎吉米仲間の輪

中国的汽車の旅

2006-08-30 | 海外研修日記
中国の駅はほとんどが予想と違い巨大で新しい立派な建物だ。
チケットを持っていない人はホームに行けないし、持ってる人も時間にならないと入れてもらえない。
だから、ホームはきれいで、なんだか無機質で味気ない。
そこからいろんな想いの人々が別れ、再会し、旅立つ。
わたしが今まで旅してきた国々の駅って 上手く言えないけど 活気があって人の温度が確かに残っているような感じで いるだけで わくわくどきどき する場所だったのに。
東京駅より寒々としてる。東京の私鉄の駅か地下鉄の駅みたいだ。
勝手にイメージ抱いて旅する私たちから 予想外だ!!!なんて 上海っ子も言われたくはないだろうけど・・・・

電車のランクは 硬い椅子席 軟らかい椅子席 硬い寝台 軟らかい寝台 の4タイプに分かれている。
一番人気は硬い寝台。硬いといっても布団もついてるし枕もついてる。
さらにはエアコンも!!!!日本の2等寝台みたいなものだと思う。
かなり快適。

やはり広い広い中国なだけに電車に乗ってる時間も12時間ぐらいは当り前。
車中の食事はもっぱらカップラーメン。
どの車両にも熱湯の出る蛇口がついている。
1個40円ぐらいで ホントに大人気だ。




自転車的川下り

2006-08-30 | 海外研修日記
元気いっぱい 天気も最高
レンタサイクル屋に行くも持ち金が少なく1台分のデポジットしかない。
ATMは遠いし、笑顔で強引に乗り切りなんとかOKしてもらう。
マウンテンバイク1台1日150円

川沿いの道は気持ちがいい。
おじいさんが牛を使って田起こししてる。
きっと近所のおばあさんやおじいさんがみたら懐かしいにゃぁっていうんだろうなぁ。
今ではでっかいトラクターしか見れなくなった私達の町にも
こんな風景が昔は広がっていたんだろうな。
ゆったりとした心地よい時間。
自転車に乗ってゆーっくり田舎道を走っていると時間が止まっているみたい。

私達が暮らしている日本は時間をお金で買う世界。
そのために馬車馬みたいに働いて
有り余る程の物達に囲まれた生活をしながら未だ満たされない。

確かに物があれば便利だしいろんな事が出来る
おいしい沢山の食べ物に面白い沢山のゲーム。
一人一台の車でどこにだって行ける。

この村の人たちは近くの大きな町に行くのだって大変なことだ。

何がよくて 何が悪いかなんて 私にはわからない。
だけど この村の人たちの目には輝きがある。
そのことが私にとってとても魅力的なのです。


陽朔 ヤンショー

2006-08-29 | 海外研修日記
船下りツアーで有名な水墨の街 桂林をスルーし
バスで一時間ほどの街 陽朔へ。
ツアーパック旅行者の多い桂林に比べ
陽朔は自由気ままな欧米人旅行者が多い街だ。

到着すると宿の客引きのおばちゃんたちがわらわらと群がってくる。
地元のおばあちゃんたちによく似たばあちゃんたちをあっちに行って!!!
なんてむげには言えない。
一番馴染み深い顔のお婆さんを自然と選び、紹介する宿についていく。

面白いことに客引きのおばちゃん達は客引きの仕事ではなくて
宿の人だということ。
やはり街の入り口から宿を決めていくので
ちょっと入り組んだところは客引きしないとお客さんが来ないから
宿のお母さんやお婆ちゃんの仕事になるのだ。
私達が案内された宿もご多分に漏れずメインストリートからちょっとはいった小路にあった。

あの山水画の風景を自分の目で見て絵を描こう!!!!
と、思っていたが船下りツアーの値段を聞いて眩暈がした。
安くて500元。日本円にして7,500円
ボーっと地図を眺めていたら川沿いに小道を発見。

よし、自転車借りて出発だー!!!

いざ 移動 in 中国

2006-08-28 | 海外研修日記
諸葛亮孔明で有名な儒家八掛村に行こうと電車のチケットを取りに行く。
基本的にインターネット管理になっているので今ではどこでも簡単に手に入る様になったそうだがあくまでも自分の足で取る。をモットーにしているので地下鉄乗って上海駅に。
英語が使えた!!!!
よかったぁ。喜びもつかの間
聞こえてきたのはNO SEAT
ええええええぇぇぇぇぇぇ
物価が高い上海から一日でも早く脱出したい。

行き先チェンジ!!!
行動予定をフレキシブルに変えられるのが私たちの旅行のいいところだし。
さて、どーしよう。
あんまり考えてないからどこに行ったらいいかもわからない。
んんんんんんんんんんんん

桂林!!!!!!!

思わず頭に浮かんだ場所はテレビに映るたびに行ってみたいなぁと思っていた場所だ。
陽一郎くんのOKがでて一気に1500kmの汽車の旅だ。

ニイハオ上海

2006-08-27 | 海外研修日記
おっとっと
上陸するも陸地の方が揺れているみたい。
空港のイミグレーションとはまったく違い なんだか適当。
楽チン入国だ。

ホテルに向かってバスに乗り込もうとするも中国元を持ってないことに気がつく。
つうか、上海のフェリーターミナルにもなんにもないんですもの。
ATMで取り合えずちょっとだけお金をおろす。

どこまで行くかも言えず筆談で何とか理解してもらい
胡散臭い通りで本日のホテルを決める。

どんだけ胡散臭いって まず動物園か????ってぐらいのたくさんの生き物が売り買いされている通りなんです。
メインは鈴虫?こおろぎ?食用なのか、観賞用なのか?
それから鶏、アヒル、猫、犬、金魚、川魚・・・・・

初めての食事はもちろん屋台。
うろうろ町歩きしていい匂いがしてくる方に足を伸ばす。
辿りついたのがショウロンポウの焼いたやつ。
めちゃめちゃうまい!!!!
あとで知ったのだがその店こそが焼きショウロンポウの元祖で
今では上海っ子の人気の食べ物だ。
私たちの鼻はなかなか高性能にできているなぁとわれながら感心。

ビルの狭間で初めての中国の夜に乾杯


船中にて

2006-08-26 | 海外研修日記
生まれて初めて瀬戸大橋を見た!!!!
陽一郎くんと二人でつい中島みゆきを口ずさむ。
あれが巨大ケーソンかぁ
確かにでけぇなぁと妙に納得。
どこまでも続く穏やかな海、青い空にすがすがしい風が吹き渡る。


早起きして朝日を見る。
雲にさえぎられることもなく大きな太陽が水平線から昇ってくる。
その神々しさは古の人々が祀り崇めたのも頷ける。

一晩もするとみんな暇なのかそこそこで話を始めるようになる。
私たちは大阪の小学校で英語を教えていた若いイギリス人カップルと話し込む。
しかもビールまでご馳走になって・・・・
甲板から豪華なサンセットクルージング

中国人の姉さん4人連れは出稼ぎ帰りだ

いろんな想いの人たちを運んで船はゆっくりと確実に夕日に向かって進むのだった。

蘇州号

2006-08-25 | 海外研修日記
徳内祭りの興奮冷めやらぬ中、翌日深夜バスに乗り込んだ。
行き先は大阪。中国との定期船蘇州号に乗るためだ。
一人がけのバスはリクライニングもフットレストも抜群のコンディション。

早朝、右も左もわからない大阪へ到着。
地下鉄に乗って国際フェリーターミナルへ(コスモスクウェア)
国際とは名ばかり しょぼさ抜群の建物。
(佐渡汽船乗り場の方が断然活気があってすごい)

船上的船旅は2泊3日。
船内アナウンスは中国語のみである。

はっきり言ってまったく何を言っているのかわからない。


中国語勉強しなくても同じ漢字だし判るだろうと腹をくくっていたが
ここまで判らないとは・・・・・・

果たして旅行中どこまでできるのだろうか