ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

Urban Jungle で ミックが吠えた‼️ ④

2018-05-12 20:00:29 | 日記
Honky Tonk Women の ギターの出だしはいつ聴いても好きだ。なんとも言えないルーズさとキースの気分によってイントロの長さが決まると言うアバウトさも良い。オープンG なのでコードを押さなくてもそのまま弦を弾くだけで例のあの音が出てくる。アップテンポの曲ではないのにこの曲聴くとテンションが上がるんだよな。



この曲の時にバルーンの巨大なホンキートンク 姉ちゃんがムクムクと現れ、ミックが巨大なセットを駆け上がってこのバルーンを揺らすんだけどアラフィフとは思えないシャープな身のこなしにびっくり!

とてもご機嫌な Honky Tonk Women が終わったら前半戦のハイライト Midnight Rambler の登場だ。この曲もSome Girls Tour と Tattoo You Tour の時はセットリストから外されていたが見事に復活を遂げたナンバーだ。

ミックの怪しいマウスハープのソロが始まりそこからいきなり鋭いキースのギターのリフが辺りの空気を切り裂く様に入ってくる。まさに真夜中の徘徊者の登場だ。






この曲はストーンズのレパートリーの中でもかなりの長尺の曲でライブだと優に10分ほ超える。しかも緩急自在に曲を操るキースとロニーのギターそれにパントマイムを彷彿とさせるミックのパフォーマンス。直ぐそこにナイフを持った徘徊者がいるかの様な幻想に襲われる。以前この曲は長すぎるので演奏するのは好きではないとキースが言っていた記事を読んだ事があるけど、その割にこの曲は最近のツアーでもしっかりセットリストに入っている。本当は演奏するの結構好きなんじゃないかな? ロックバンドでこんな怪しくドラマチックな曲の世界を表現できるのはストーンズだけではないかと思う。

Midnight Rambler がドラマチックに終わった後はこれまたストーンズの代名詞とも言えるナンバー のYou Can't Always Get What You Want のギター🎸のイントロが始まった。日本盤のタイトルは無常の世界と付けられたこの曲、サビで いつも欲しいと思っているものが手に入るとは限らないぜ、でもやってみたらひょっとしたら必要なものが手に入るかもな ? と歌う。

ミックは煽る!

You can’t always get what you want
You can’t always get what you want
You can’t always get what you want

80,000人の観衆がそれに合わせて

You can’t always get what you want
You can’t always get what you want
You can’t always get what you want

と応える!

そして

You can’t always get what you want
You can’t always get what you want
You can’t always get what you want

But if you try sometime you might find
You get what you need 〜♬

名盤 Let It Bleed からの2曲連チャンはまさに必殺のボディーブローだ!リリースから20年以上経っていてもこれらの曲の持っているパワーは全く落ちていない。

こうして一段落してキースタイムに突入したのだった。






1990年 7月 7日 Wembley Stadium


1. Start Me Up
2. Sad Sad Sad
3. Harlem Shuffle
4. Tumbling Dice
5. Miss You
6. Almost Hear You Sigh
7. Ruby Tuesday
8. Angie
9. Rock and a Hard Place
10. Mixed Emotions
11. Honky Tonk Women
12. Midnight Rambler
13. You Can't Always Get What You Want
14. Can't Be Seen
15.Happy
16. Paint It Black
17. 2000 Light Years From Home
18. Sympathy for the Devil
19. Street Fighting Man
20. Gimme Shelter
21. It's Only Rock 'n' Roll (But I Like It)
22. Brown Sugar
23. Jumpin' Jack Flash

Encore:
24.(I Can't Get No) Satisfaction


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