ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

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ウェンブリーで仕切り直せた! Sting カッコいい! ②

2018-05-25 11:50:54 | 日記
確かSoul Cages を製作している時にStingのお父さんが亡くなったか何かでこのアルバムは少し地味というか暗い感じに仕上がっている、というようなことを当時読んだ記憶がある。

正直僕もこのアルバムを最初に聴いたとき良いなと思えたのは All This Time とタイトル曲の The Soul Cages の2曲 だけだった。だからこのライブも新譜からの曲を多く演奏したらちょっとしんどいかも・・・と一抹の不安はあった。



軽快なリズムで聴きやすい All This Time でライブはスタートした。でもこの曲は曲調はアップテンポで心地いいんだけど内容は父親の死を綴ったものになっている。Sting も バンドも調子は良さそうだ。結局頭3曲はThe Soul Cages からの曲が続いた。Mad About Youも君がいなければとか君に夢中だ とか歌っているけどズシンとヘヴィな曲調のせいかハッピーになれない。4曲めにPolice の Driven to Tears が来てやっと少し落ち着いた。 ソロのStingは勿論いいけど やはり馴染みのある The Police の曲は良い。このライブでもThe Plice 時代のナンバーを演奏している。やはり観客の反応は圧倒的にこちらの方が良い。



特に前半のハイライトはやはり Roxanne と言える。ちょっぴりレゲエ調に聞こえるこの曲は実はSting によるとタンゴ調なんだそうだ。僕も完全にレゲエぽい曲だと思っていたんだけど。チャートのアクションを見るとそれほど大ヒットした曲ではなかったのには驚いた。Sting の ハイトーンの声と ギターの刻む リズムがとても鋭く絡み合って良い曲だと思う。観客のノリもここまでで最高の良さだった。淡々とギターのカッティングに合わせて歌うSting まるでレゲエというよりパンクといった方が良いのか? Clash の London Callingや Kinks の State Of Confusion に通じるものがあるね。そこからサビで一気に弾けるこの感じはやはりライブ映えする。

ここでやっと体勢を整えることが出来た僕はこれから展開されるライブの流れに身を任せるのだ!




1991年 11月30 日

Wembley Arena


Setlist

1.All This Time
2.Jeremiah Blues, Part 1'
3.Mad About You
4.Driven to Tears
5.Ain't No Sunshine
6.Why Should I Cry for You?
7.If I Were a Carpenter
8.Be Still My Beating Heart
9.Roxanne
10.Bring on the Night
11.When the World Is Running Down,
You Make the Best of What's Still Around
12.King of Pain
13.Fortress Around Your Heart
14.The Wild Wild Sea
15.The Soul Cages
16.Purple Haze
17.If You Love Somebody Set Them Free
18.We'll Be Together
19. Walking on the Moon
20.Every Breath You Take

Encore:
21.Message in a Bottle

Encore 2:
22.Fragile


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